218話 ページ33
デュース「えーっと、つまり……」
グリム「もし、Aがアズールと契約して勝負に勝ったら……」
エース「結果によっては、オレたち自由になるってこと!?」
グルんと首を此方に回し俺を見つめる3馬鹿。
「「「頼む、A!アイツに勝ってくれ!!!」」」
『まだ懲りてねぇみてぇだな』
俺が想像してた言葉一言一句間違わずに言ってくれてありがとう。
とりあえず、一発ずつ頭に拳骨を入れていく。
ジャック「調子のいい奴らだな」
グリム「イソギンチャクが頭についてないヤツにこの苦しみはわからねぇんだゾ!」
ジャック「そもそもテストで楽しようとしたのが悪いんだろうが」
エース「それについては充分反省したってば〜」
デュース「ああ、もう二度としない。たとえ赤点になったとしても、結果を受け入れる…っ!」
そこは「赤点とらないように頑張ります」って言えよ。
ジャック「で、どうするんだA。アイツらの口車に乗るのか?」
『あぁ。逆にこれはアーシェングロット先輩に近づくチャンスかもしれないしな』
グリム「オレ様、今初めてオマエのこと監督生って認めてやってもいいって思ったんだゾ!」
『最初から俺は監督生だっつーの』
軽くグリムの頭にデコピンをする。
まだ拳骨の痛みが残ってるのかデコピンをしただけでもかなり唸ってる。
ジャック「…チッ、仕方ねえ。
はぁ、お前、なんか抜けてて危なっかしいからな。俺も付いていってやる」
エース「ヒュ〜♪ジャックくん優しい〜」
ジャック「か、勘違いすんなよ!俺はアズールのやってることが気に入らないだけだ。
他人の力で良い点取った奴らに負けるのは癪だからな」
『助かるよジャック』
さてと、3馬鹿は反省したって言ってたけど念のため…
『おい、3馬鹿。
もうズルしないって約束できるか?』
「「「出来る!!」」」
『なら小指出せ』
俺に言われるまま3人とも小指を出す。
それに自身の小指を巻き付けお決まりの歌を歌う。
『〖指切りげんまん
嘘ついたら
針千本飲ーます
指切った〗』
「「「「!?!?」」」」
『コレは“縛り”だ。2度と今回と同じ事が出来ないようにするためのな。
気を付けろよ?もし破ったら……どうなるか知らねぇからな?』
616人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
否羅(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます!直させていただきます!! (2021年2月19日 13時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - めちゃめちゃ面白くてずっと読ませて頂いてます!(о´∀`о)あの、指摘すいません!215でジェイドの名前がジェックになってました! (2021年2月19日 1時) (レス) id: ba83da60d5 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» コメントありがとうございます!!直させてもらいました!! (2021年2月18日 21時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 毎回楽しく見させてもらってます! 初めてのコメントが指摘ですみませんあの名前が217話で変換されて無いですよ!更新頑張ってください!! (2021年2月18日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - チョエさん» コメントありがとうございます!面白いと言ってくださり嬉しいです!!!(嬉泣)これからもこの作品をお願いします!! (2021年2月6日 2時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月24日 1時