29話 ページ30
グリム「悟〜ほんとにその作戦で上手くいくのかよぉ……こわ……いや、不安なんだゾ」
『あれグリムは将来、大魔法士になるんじゃないの〜?
こんなことでビビってたら到底無理だね』
グリム「ふなっ!?だ、だから、怖いわけじゃねーんだゾ!!
ゔぅ〜こうなったらやってやるんだゾ!!」
チョロ。
煽ったの僕も悪いとは思うけどチョロすぎない?
デュースとエースが持ち場に着いたのを確認し入口へと近づく。
洞窟の奥は見えないけど先ほどのモンスターがいるのは視認できた(これぞ六眼)
グリムに作戦通りに指示を出す。
さぁ、作戦開始だ。
グリム「やい、バケモノ!コ、コッチなんだゾ!」
「グルゥ…………ガエレェエエエエ!」
モンスターがグリムの姿を見つけ洞窟の中から出て来る。
段々と近づいて来るモンスターにグリムはビビッて僕の頭にしがみついて来る。
別にしがみつくのは良いけど爪、爪、爪!!
『ほーら、こっちだよ』
「グルッ!?コッチニモ…ドロボウ……
ワダサヌ……オデノ………オデノ!!」
呪霊よりはましだけど気持ち悪いな…
グリムから僕に狙いを変えたモンスターは僕に向かって来た。
かなりモンスターを洞窟から引き離しただろう…
ほら出番だよ、と茂みに隠れているエースに指示を出す。
エース「オッケー、お任せ!いくぜ、特大突風!」
グリム「アーンド!グリム様ファイヤースペシャル!
ふな゛ぁ〜!!」
僕の頭からようやく離れたグリムがエースの風に乗せて炎を吹いた。
その炎は勢いよくモンスターにあたり、相手は怯んだ。
そして、ラストは_____
デュース「…落ち着け。
僕が知る中で一番大きくて重い………いでよ、大釜!」
デュースが召喚した大釡がモンスターの頭上からズドンッと音を鳴らし落ちる。
あーれは痛いね。ま、僕には当たらないんだけど
グリム「やった!上手くいったんだゾ!」
デュース「あいつが足止めをくらってるうちに魔法石を取りに行くぞ!」
大釡で身動きが取れないモンスターの横を通り過ぎ魔法石があるであろう場所へと走る。
「ザワルナア゛アアアアアアアアアアアアア!!」
443人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名希望 - 更新待ってます!すごい面白いです!頑張ってください!! (2022年11月13日 1時) (レス) id: 6b03f57d4e (このIDを非表示/違反報告)
うさぎちゃんくん - 続き待ってます//(( (2021年7月11日 15時) (レス) id: fa046c7faf (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - 面白い続きが楽しみすぎて待ちきれません!更新頑張ってください! (2021年4月1日 1時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
クレイ(プロフ) - これからの絡みが楽しみに見です!更新頑張ってください! (2021年3月30日 15時) (レス) id: a6777d967f (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - “はーい、僕弁償できるー”はもう流石過ぎだwww応援してます!頑張ってください! (2021年2月15日 23時) (レス) id: 26e3c4409f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カルボナーラ | 作成日時:2020年10月17日 0時