魔法？いえいえ呪術です

29話 ページ33

エース「あいたた…。

いーじゃんかよ、窓拭き100枚くらいパパッとやっといてくれたってさー」




大釜をどけて、起き上がるエース
頭をさすっているが
自業自得なので同情はしない


『流石に2人で100枚は無理だ…それにこれは学園長命令だからな』

エース「ちぇ……」

「罰で窓拭き100枚って……一体君たちは何をやったんだ？」

『ん？あぁ…実はな……』




協力をしてくれたので、簡潔に今朝の事を紺色の髪の男に説明した




「せっかく名門校に入学できたっていうのに初日から何をしてるんだか……」

エース「……るせーな。つーかお前、誰？」

デュース「僕はデュース。デュース・スペード。

クラスメイトの顔くらい覚えたらどうだ？えーと……」

エース「お前も覚えてねーじゃん」

『まぁまぁ、初日なんだ……俺は龍門寺Aだ。でこっちのが………ん？』



静かだ、実に静かだ
チラリと隣を見たが、グリムの姿がない




エース「あっ！毛玉がいない！」

『あの野郎…』




グリム「へっへーん！あとはオマエらに任せたんだゾ！」




じゃあな〜と去って行くグリム。

エースの次は、貴お前かよ
もうツナ缶の料理作ってやんねー
と思いつつ

逃げていくグリムを眺める。



『……あーじゃあ、グリム抜きで…』

エース「んな訳あるか！！！追うぞ！！」

『うわぁ…』

エース「うわぁ…じゃない！早くいくぞ！お前も来い！」

デュース「何で、僕が！？」



デュースを巻き添えに今度はグリム捕獲のために走り出す







全く頼むからこれ以上問題を起こさないでくれ

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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