13話 ページ17
クロウリー「では善は急げです。少し古いですが趣のある建物ですよ」
『趣ねぇ…(呪霊がいなければいいかなー)』
クロウリー「？さぁ！行きましょうか！」
と俺の手を引きその場を後にした
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
これから俺が住むことになるだろう建物に向かっている最中に学園長があっ！！と声を上げる
『うわっ！なんだよ、学園長…ビックリしたじゃんか』
クロウリー「あの、黒い奴のこと聞いてませんでした！アレなんですか？」
黒い奴とは俺が狸を捕まえるときに出した術式の事だ
説明は面倒くさいが仕方ないと思い説明する
『あれは俺の術式だ』
学園長は俺が言った言葉が理解できないという顔をしている
クロウリー「その術式と言うのは？」
『基本的に術式は生まれながら体に刻まれてるもの…一種の才能って感じ。よく、あるでしょ？何か一つに秀でている人とか』
最初は分からないようだったが、例をだすとなるほど、と学園長は頷く
『その術式を発動させるためには呪力が必要なんだ。呪力の源は負の感情、簡単に言うと怒り、恐怖とかね』
クロウリー「その話を聞くと、術式は一人一つなんですか？」
『普通はね、でも俺は異例の二個持ち』
そうなんですよー俺二個持ちなの、だからそれなりに強いしね
だから特級なんですよー言われたときはビックリしたし
後から聞いたけどあの目隠し先生が推薦したんだって
話している間にいつの間にか建物についた
＿＿オンボロ寮
本当にボロイな…
俺住めるかな、今まで設備が整ってる方の寮生活だったからな〜
クロウリー「ここであればとりあえずは雨風を凌げるはずです」
『まぁ、一応生活はできる』
クロウリー「元の世界に戻れるまでこの建物は貸して差し上げますので…さ、中へ」
そしてオンボロ寮の談話室へ入った。
確かに埃臭く、散らかって家具が散乱している
待って、無理かも
クロウリー「では私は調べものに戻りますので適当に過ごしていてください。
学園内はウロウロしないように！では」
そして学園長は寮から出て行った。
『とりあえず…掃除すっかな』
と言って俺は掃除に取り掛かった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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翡翠 - 12話のところ「汗吹ききれてないし」ではなく、「汗拭ききれてないし」ではないでしょうか？ (2021年8月3日 16時) (
レス) id: f6c4d55ff1 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 憑喪姫さん» 愛されですがBLではないんです！！ご要望があれば番外編で出しますが…… (2021年3月14日 14時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
憑喪姫(プロフ) - 愛されだけど、BLではないんですか？ (2021年3月14日 13時) (レス) id: 22e1c70cbe (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - みうさん» コメントありがとうございます!更新がんばります!これからもよろしくお願いいたします!! (2021年1月16日 21時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 如月.夜月(きさらぎ よつき)さん» ありがとうございます！ (2021年1月16日 21時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルボナーラ | 作成日時：2020年10月5日 1時
