貪欲な精神に基づく海賊 《2》

75話 ページ44

ゴォォォォォォ！！





ラギー「クソ！！…砂が邪魔して…」

リドル「全員、砂嵐に警戒しろ！！！」

ジャック「くっ……強い！こんなに強ぇくせに、なんでアンタは全部諦めちまったんだ……ッ！」

レオナ「ウゼェんだよ、どいつもこいつも……全部砂になっちまえ！！！」





レオナの攻撃がリドル達を襲う





リドル「っ…このままじゃ近づけない！！」

『俺に任せろ』

リドル「A！」

ラギー「いくらAくんでも危ないっスよ！！」




　

ラギーの忠告を聞かず俺はサーベルを片手にレオナの前に立ちはだかる





『来いよ』

レオナ「一人なんて、舐められたもんだなぁ！！！！」






ズアァァァァァ！！！





レオナがそう言い放った時今までよりも大きく見るからに威力が強い砂嵐を
Aめがけて放ったが彼は動こうとしない






ラギー「Aくん！！！！」

リドル「避けるんだ！！！」







ザバァァ！！、と砂嵐にAは飲み込まれ姿が視認できなくなった
その様子を見てレオナは笑っている






レオナ「フハハハハ！！！大口をたたいていた割にはあっけねぇな！！」







すると、舞い上がる砂嵐からバシャ！と水の音が聞こえ、一同が目を疑った

　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　
『生憎俺は水魔法が得意なんでね』





「「「A/くん！！！！」」」








そこに立っていたのは砂嵐に飲み込まれていたAが無傷で立っていた

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