96話＿深海の商人 開幕＿ ページ16
期末テストが終わって１週間が経ち
今日はテスト返却の日だ
クラスでは何人かソワソワしてる奴が目立っている
ラギー「何か、いつにもまして落ち着きない奴が多いっスね」
『この時期にソワソワする理由なんて1つだろ』
ラギー「うわぁ…ご愁傷様っスね」
『しかも、今年は何も知らない新入生がいるんだ。良いカモが増えてアイツも喜んでじゃねーの』
ラギー「胡散臭い笑みをしながら契約書を片手に迫ってる絵が容易に想像出来るっスね」
『俺もだ』
ラギー「因みに、Aくんはどうだったスか？テスト」
『相変わらず、と言っておこうかな』
ニヤリと笑うとラギーは眉を垂れさせ
「ハァ」と軽くため息をつく
ラギー「ホント凄いっスね」
『ラギーはどうだった？』
ラギー「Aくんから教えてもらったところは全部合ってたっスよ。
次回もよろしくお願いするっス！」
『抜かりがないな。まぁ、良いけど。教えてるこっちも勉強できるからな』
授業終了のチャイムが鳴り
迎えに来てたサリーとラギーと一緒に上位50名が乗っている紙を見に行くと、
そこには項垂れてる者が多々存在した
やっぱり…
リドル「A、コレはどういう状況だい？」
『あぁ、リドル。んー、関わらない方がいいぜコレは』
後ろから、名前を呼ばれ振り向くとそこには
俺といつも点数を競いあっているリドルがいた
リドル「そうかい。…人が多すぎて結果が見えないな」
『抱えようか？』
リドル「遠回しに小さいと言っているのかい」
『見たいんだろ？』
リドル「……頼んでもいいかい」
『おう。ついでに俺のも見てくれ』
そう言ってリドルを片手で抱える
軽すぎる…
片手で持てるって…今度飯連れて行こ
リドル「また、僕と同率だよ。って、A聞いてる？」
『んぁ？あ、あぁ、聞いてる。そろそろ決着付けたいな』
リドル「そうだね。A、そろそろ降ろして欲しい。トレイ達と待ち合わせしてるんだ」
『あぁ、悪い』
そっと、リドルを降ろすとリドルは俺にお礼を言って食堂の方に歩いて行った
俺はまた、上位50名が書いてある紙に向き合う
サリー「今年も上位30名以上が満点か」
『……そうだな』
ラギー「何もないと良いんスけどね」
ラギー、それはフラグだ←
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宇琉夜ハル(プロフ) - 93話ジャオナになってます！ (2021年3月31日 13時) (
レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - オタクさん» コメントありがとうございます!更新がんばります!これからもよろしくお願いいたします!! (2021年1月2日 22時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - 見てきました！面白かったです！無理せず更新頑張ってください！ (2021年1月2日 19時) (レス) id: 77430a113f (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - オタクさん» コメントありがとうございます！今続編載せましたのでお楽しみください！ (2021年1月2日 11時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
オタク - いつも楽しく読ませてもらってます！続編が読めなくなってしまったのですがどうすれば読めますか？ (2021年1月2日 11時) (レス) id: 77430a113f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：否羅 | 作成日時：2020年11月17日 11時
