魔法？いえいえ呪術です ≪２≫

54話 ページ9

＿＿メインストリート



　
朝食を食べ終わり、支給された制服に着替えて
今日から始まる学園生活に少なからず心を躍らせていた



グリム「おうおう、どけどけ〜い。
今日からナイトレイブンカレッジの生徒であるオレ様のお通りなんだゾ！」



　

　
前言撤回。心配になってきた
絶対に何か起こりそう
　
　
　




グリム「見ろ、この首輪を。オマエのダセー首輪と違ってめっちゃキマってるんだゾ。
しかもオマエ、今は魔法が使えないんだろ？
今日は一日雑用係として学校の掃除でもしてたらいいんだゾ。にゃっはー！いい気分！」


　
　

初日に馬鹿にされたこと根に持ってんな

　
　


エース「ぐぬ〜！お前、オレが魔法使えるようになった時覚えてろよ！」

デュース「昨日学園長から騒ぎは起こすなと言われたばかりだろう…」

『グリム、何か騒ぎを起こす度にツナ缶減らしていくからそのつもりで』

グリム「ふな”っ！？A、それだけはやめるんだゾ！！」

『なら、良い子にしてろ。』



　
　
そう言うとグリムは分かったんだゾ！、と頷く
本当に分かってんのか？
　
まぁ。それは置いといて
　
　
　
　

『謝りに行くか、お前等の寮長とやらに』

エース「クソ〜。超納得いかねぇ〜！！」

『ずっとそのままでもいいなら謝りに行かなくてもいいんだぞ』

エース「あ”ー！ハイハイ！謝りますよ！！」

デュース「よし、じゃあ行くか」


　
　
　
　
　
鏡舎に向かいハーツラビュル寮に続くという鏡の中に入る
するとそこには幻想的な世界が広がっていた




赤と白を基調とした建物は大きく、立派だ。
所々緑豊かな木々に赤いバラがよく映えている

どんだけバラ植えてあるんだ？

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