Light & darkness

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広斗 「なぁ、質問していいか？」



A 「いいですけど……」



広斗 「お前、スパイなんだよな」






あーー。

確信的にバレた

スパイはバレたらおしまい

そのため、家族も友人も親戚も知らない。

スパイって言っても私の場合ぺいぺいのスパイ

んー。。

簡単に言ったらナリキリさん見たいな感じだ。






A 「スパイって言ったらそうですけど。んー。ぺいぺいの方ですよ？」



広斗 「へー」









あっ、そう言えば仕事まだ片付いてない。

どうしよ、今日までに内容を向こうに送らないと

…………ッ！！





A 「あっ！！車！！！」




広斗 「んっだよ。大きい声出すな」




A 「広斗さん！私の車は！？？」




広斗 「車？」









この感じだと、まださっきの場所に…

追われてた男に車が見つかったら書類とか取られる

こんな場所でゆっくりしてる暇ないじゃん！

急がないと……

でも……









A 「あの、車取りに行ってきてもいいですか？」






広斗 「え、今から？」






A 「はい！」







広斗 「どうやって行くんだよ」






A 「歩いていきます！バックも手元にないので……」








流石に、タクシーで行きたいけど……
財布がない。







広斗 「ッチ、送るよ」




A 「えっ、でも」




広斗 「何回も言わせんな」





A 「ありがとうございます！あの、危険性が高まるのでこれ付けてもらってもいいですか？」






そう言ってブルートゥースイヤホンを渡す

スイッチを入れ耳につけてもらう

これで準備は完了

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