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岩田さんの行動が恥ずかしくて、
頭がフリーズした。
玲於「顔やばいよ」
ニヤッと笑う玲於にすぐ現実に引き戻されたけど。
玲於「ま、今日は飲んで忘れなよ」
そう言う玲於は私の二杯目のビールを店員さんに頼んでいた。
「そうする、明日振休で休みだし!」
帯同で土日働いた分を明日明後日と休みを取っていた私を褒めたい。
岩田「休みなんだ!それはもう飲もう!笑」
さっきと打って変わってくしゃっと笑う岩田さんの一言で、
私たちはやっとグラスを合わせた。
会話も弾んで、笑顔が増えてきたときに玲於は私に問いかけた、
玲於「タバコ、吸えば?」
私が口を開いたと同時に
岩田「てか玲於とAちゃんってそんなに仲良かったの?」
岩田さんが私と玲於に問いかけた。
「あ、はい入社してすぐくらいから?ですかね」
玲於「担当なんっすよ、モバイルの。で同い年なんで」
こいつと、玲於は私を親指で指差した。
岩田「えーそうだったんだ!全然知らなかった。笑」
玲於「ま、言ったらこいつがめんどくさくなると思って。笑」
玲於が私の言いたいことを代弁してくれて、
岩田さんはなるほどね、と言いグラスに瞳を移した。
「あ、そう言えばタバコ、やめようと思って」
私はカバンから潰れたピンクの箱を出した。
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れお(プロフ) - このお話大好きです!!更新楽しみにしています! (2020年12月11日 23時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kanne | 作成日時:2020年12月5日 23時