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「え？」
『よう来るん？』
手を止めずに慎吾くんは淡々と話した。
顔は見えなくとも動揺はしていないのだろう。
話すべきなのか
やましいことはしていないのだから
「家近いし、」
「ご飯とか作ったりは結構多いで」
『あ、そうやったんや』
『ん！終わったで！』
そう言って一定に私たちの間に流れていた音は止まり、
部屋にはテレビの声が響いた。
『ドライヤー片付けて来るわ』
やっと合った目が離れ、
ソファから立ち上がろうとした慎吾くんに
「待って」
私は慎吾くんの手首を掴んで行く先を防いだ。
『どしたん。笑』
「違うねん、勇人さんとはなんにもない」
「なんにもないって言っても信じてくれへんかもしらんけど…」
「クリスマスイヴに慎吾くん家に居ることがそれを証明できると思ってる」
『疑ってないから大丈夫やって。笑』
『ただ気になっただけやから、な？』
私の頭をポンっと叩き、洗面所へドライヤーを返しに行った。
戻ってきた慎吾くんはさっきと変わらなくて、
『なんかDVDでも見るか？』
いや、
さっきよりも少しワントーン上がった声で喋っている
気がする。
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akanne(プロフ) - 聖也さん» ありがとうございます^_^ 仕事が立て込んで中々更新できない状況ですが出来る限り新しいお話をお届けできるよう頑張りますので今後もよろしくお願いします(^_^) (2017年10月30日 11時) (
レス) id: 4e4037d9a4 (このIDを非表示/違反報告)
聖也(プロフ) - あかん、めっちゃ好きやわ。この作品…！ 続きが気になって仕方ないんですけど、どうしてくれます！？笑笑 応援してますのでご自分のペースでお書き下さい！(>_<) (2017年10月28日 22時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akanne | 作成日時：2017年8月16日 0時
