59 ページ9
.
あまり寝ることができないまま試合当日を迎えた。
無理やりコンタクトをねじ入れて、球場へ向かった。
試合はヤクルトが所属するイ・リーグが勝利した。
「慎吾くん、おめでと！」
ホームラン賞と優秀選手賞をもらってベンチへ下がってきた慎吾くんへ声をかけると、
慎「Aさん、ありがと！！嬉しいっす。笑」
眩しい笑顔で答えた。
ヒーローインタビューなどの間に片付けを全て終わらせて、
チーム毎で写真を撮り終えた。
「谷内さーん、哲人くんに送るやつ撮りましょう！」
谷内「哲人が羨ましがるやつ撮ろ。笑」
哲人くんと仲の良い谷内さんは哲人くんと似てノリが凄く良くて、いい写真が撮れた。笑
まだ余韻が残る中、皆が捌けるのを待ちながらグラウンドの端で待機していた。
慎「Aさん！」
後ろから肩をバンッと叩き驚かせてきた慎吾くんの手には携帯が握られていた。
慎「写真撮りましょ！」
「撮ろ〜 同じチームなんて中々ないし記念や〜」
トロフィーを持たしてくれた慎吾くんとの写真はきっとすぐ遥輝くんへ回る。笑
宿舎へ戻って、プチ打ち上げ会が行われた。
今までヤクルト以外の選手と話す機会がなかったのが嘘のように、色んな球団の選手と話すことができた。
少し視野が広がった気がした。
あまり寝ていないこともあって、まだ宴会は続いていたが自分の部屋へ戻った。
明日、東京戻ったら一旦家帰って寝たい…
そんなことを考えながらベッドに寝転び携帯をいじっていると電話が鳴った。
哲人くん
名前表示を見て、電話に出た。
名前を確認したはずだったのに、聞こえたのは哲人くん以上に聞き慣れている声だった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 276人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロ野球」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
akanne(プロフ) - まあさん» すみません、もう一つの方で慎吾ちゃんの作品を書いてるのでごっちゃになってしまいました、ご指摘ありがとうございます！訂正致しました！ (2017年5月7日 22時) (
レス) id: 4e4037d9a4 (このIDを非表示/違反報告)
まあ - 横からすみませんが、慎吾ちゃんの誕生日と間違えてませんか？16日だったと思います (2017年5月7日 22時) (レス) id: 07c96b9c3a (このIDを非表示/違反報告)
akanne(プロフ) - いちごまさん» ありがとうございます(*^ω^*)これからもよければ見てくださいね^_^ (2017年2月22日 0時) (レス) id: 4e4037d9a4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごま(プロフ) - いつも楽しく拝見させてもらってます！これからも無理せず更新頑張ってください！(^_^)v (2017年2月21日 16時) (レス) id: 6deadf5fbc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：akanne | 作成日時：2017年2月16日 22時
