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あれから、遥輝くんは週一回は必ず私の家に来ていた。
なにをするわけでもなく、ごはんを作って、一緒に食べて、遥輝くんは寮に帰る。
そんな日々を過ごしていると梅雨も終わって、夏がやって来ていた。
1『A、フレッシュオールスター楽しんでこいよ〜』
「うん、ありがとう。笑 あんな、矢貫さん(トレーナーの先輩)が神宮である日のオールスター帯同してって言われたからそれも楽しみ！」
1『俺より先オールスターかよ〜 だる。笑』
哲人くんがいなくて、バタさんもハタケさんもココちゃんもいないのがすごく寂しいけど、
あれだけ嫌だったフレッシュオールスターも少しずつ楽しみになっていた。
フレッシュオールスターの移動のため、オフをもらって荷物を詰めていたとき、
ガチャガチャと聞こえドアが開いた。
『あれ、おったん』
「うん、明日移動日やからオフもらって」
自分の家かのように買ってきた物を冷蔵庫に入れながら遥輝くんは私の荷物をチラ見する。
『フレッシュオールスターか』
「そそ、やっと楽しみなってきた。笑」
『いつ帰ってくんの？』
「20日の神宮のオールスター参加したらかな〜」
『え、オールスターいくん？』
「うん、トレーナーの先輩が神宮やからおいでって言われて行くことなった」
『そうなんや、いいなー』
足の状態は少しずつ良くなってきているも、早く野球がしたくてたまらなさそうな遥輝くんに少し申し訳なくなった。
遥輝くんが不定期に来るようになって、作り置きするようになったごはんやおかずをレンジでチンしている遥輝くんをよそに私は荷物詰めに追われていた。
『慎吾、Aに会えんの楽しみしてたで』
「慎吾くん、久しぶりやな〜 楽しみ」
『東西やからチーム一緒やし良かったやん』
ごはんを食べながら淡々と話す遥輝くんが少し気になった。
荷物詰めが終わって、遥輝くんの食器を片付けようとすると手を掴まれた。
下を向いて表情は見えなかった。
あいている片手でいつも私にしてくるみたいに遥輝くんの頭をポンポンと撫でた。
「大丈夫、きっと」
リハビリを始めて1カ月くらいだろう、気持ちも切れがちになる頃
不安しかない、そんな気持ちが伝わった。
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akanne(プロフ) - まあさん» すみません、もう一つの方で慎吾ちゃんの作品を書いてるのでごっちゃになってしまいました、ご指摘ありがとうございます！訂正致しました！ (2017年5月7日 22時) (
レス) id: 4e4037d9a4 (このIDを非表示/違反報告)
まあ - 横からすみませんが、慎吾ちゃんの誕生日と間違えてませんか？16日だったと思います (2017年5月7日 22時) (レス) id: 07c96b9c3a (このIDを非表示/違反報告)
akanne(プロフ) - いちごまさん» ありがとうございます(*^ω^*)これからもよければ見てくださいね^_^ (2017年2月22日 0時) (レス) id: 4e4037d9a4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごま(プロフ) - いつも楽しく拝見させてもらってます！これからも無理せず更新頑張ってください！(^_^)v (2017年2月21日 16時) (レス) id: 6deadf5fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akanne | 作成日時：2017年2月16日 22時
