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お風呂から上がってきた遥輝くんはもう泣いていたなんて感じさせないくらい爽やかだった。笑
向かい合ってごはんを食べるとポツリポツリと口を開いた。
『2ヶ月くらいって言われてんけど』
「うん、それ以上はかかると思うで。」
「遥輝くんは足使うプレースタイルやしじっくり治さなあかんと思うし。」
「ちゃんとトレーナーさんの言うこと聞きや？」
『わかってる。笑 私生活なんかできることないん？』
「んー、変に自分でやったら危ないしちゃんと寮で栄養考えた食事とって、」
「治りちょっとでも早くしたいならお酒もタバコもやめることオススメするけど」
「きっとストレス溜まるからそれは無理にやめろとは言わん」
遥輝くんは少し笑って、
『高校の怪我した時はは精神的に助けられたけど、いまは精神的にもそういう面でも助けられてる。笑』
目尻に皺を作って笑う遥輝くんを今日初めて見て、
君のために、君を助けるためにトレーナーを志してよかったと心の底から思った。
『最近どーなん？』
「最近？ んー フレッシュオールスターに帯同することなってんけどさ、」
「全然仲良い人おらんくて気分が乗らん」
真面目な顔して言ったのにめちゃくちゃ笑っている遥輝くんにムッとした。笑
「こっちは真剣な悩みやのに〜」
『ムッとした顔すんなって。笑 A、哲人しか友達おらんの？笑』
「そんなことない〜〜〜！」
バタさんだって、ハタケさんだって、ココちゃんだって仲良いし！！
『慎吾出るから、仲良くしいや』
卓さん、慎吾くん、遥輝くんと私で食事行ったきりだけど、
人懐こい慎吾くんと一緒と思うと少し楽しみな気持ちが出てきた。
帰り支度を始める頃にはだいぶ元気になっていて、内心ホッとした。
『んな、帰るわ。ごめんな、ありがとう。』
「うん、気をつけて」
でも、少し、心配なんだ。
強くないメンタルを知ってるから。
私に背中を向けてドアを開けようとする遥輝くんの服の裾を思わず掴んでしまった。
『どしたん？笑』
私の方を振り向き、優しい笑顔で私の頭を撫でた。
「その、さ、鍵持ってるんやったら、」
「いつでも来ていいから」
「頼ってほしいし、」
『頼りまくるわな。笑 Aん家きたら俺専属のトレーナーさんやから。笑』
ポンポンっと頭を叩いて、遥輝くんは外に出た。
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akanne(プロフ) - まあさん» すみません、もう一つの方で慎吾ちゃんの作品を書いてるのでごっちゃになってしまいました、ご指摘ありがとうございます！訂正致しました！ (2017年5月7日 22時) (
レス) id: 4e4037d9a4 (このIDを非表示/違反報告)
まあ - 横からすみませんが、慎吾ちゃんの誕生日と間違えてませんか？16日だったと思います (2017年5月7日 22時) (レス) id: 07c96b9c3a (このIDを非表示/違反報告)
akanne(プロフ) - いちごまさん» ありがとうございます(*^ω^*)これからもよければ見てくださいね^_^ (2017年2月22日 0時) (レス) id: 4e4037d9a4 (このIDを非表示/違反報告)
いちごま(プロフ) - いつも楽しく拝見させてもらってます！これからも無理せず更新頑張ってください！(^_^)v (2017年2月21日 16時) (レス) id: 6deadf5fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：akanne | 作成日時：2017年2月16日 22時
