【ヒロアカ】天才チート歌手転校生【轟】 (ページ4)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:2,506 hit

【世界移動】ページ4

昼休みが来た。
いつも通りの足取りで食堂へ向かう。

隣の席には沢山の生徒。
唄Aがいる！！
え、Aちゃん本物じゃん！！！
ライブ行ったよーー！！！

などとほかのクラスからも生徒が押しかけてきてうるせぇ。

耳がキーンとしそうで早足になりながら食堂へ向かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーA目線

昼休みが来たと思ったら早速質問の嵐。

「個性で何が出来るのー？やっぱ音関係なんでしょーー？」
一番嫌いな質問もあった。

私の苗字は【唄】。

親も、その親も。私の兄弟も皆、

皆、音に関係する個性だった。

私は違った。怖くてみんなに説明するのも嫌だ。

私の個性『世界移動』は、例えばゲームの世界に行きたければ行ける。

ゲームの世界の『魔法使い』を呼びたければ呼べる。
成りたければなれる。

万能だと言われ続けた幼少期。
親も歌手で子供さんと歌ってください、と頼まれたらしく家族3人で歌った曲。

飛べるように売れて、ニュースで取り上げられるほどだった。

インタビュアーから電話があった。

『子供さんの個性を教えてください！もし有能でしたらウチの天才子供歌手として雇います』

私の個性は、『世界移動』

歌をうたえるのは……ライブができるのは。

全部全部、『唄』の苗字のお陰だった。

音に関係なんて無かった。

「？どーした？」声がした

目の前には雄英高校の制服を着た子。

(質問受けてたんだってか)

ごめんごめん、と私は笑って誤魔化そうとしたが、

皆からの視線は心配している時の目だった。

「変なこと、聞いちゃった……？」

不自然に震える手を握って言った。

私の個性は、少しでも嫌なことを思い出すと体が震え出す。

暫く、意識が飛んでいってしまう

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

亀投稿ゆるしてくださいすいません＜(_ _)＞