私の推しは兄でした。story2【STPR】【赤】

▽ ページ10

夢主side


『やっぱりダメじゃん……』


お兄ちゃんを連れて行きながらそう呟く

やっぱ止めるべきだったな…


よしっ、戻るか


『戻りましたー』

な｢あ、おかえり。莉犬くんの事教えてくれる？｣

『あ、お兄ちゃん今朝から体調悪かったみたいで。でも放送は出たいって言ってたから色々条件を付けて出させたんですけど………』

な｢んー、｣

『ごめんなさい。なーくんには言っておくべきでしたね……』

な｢莉犬くんが言わないでって言ったの？｣

『はい……

すみません。今日はお兄ちゃんが心配なので落ちても大丈夫ですか…？』

な｢あ、大丈夫だよ！｣


そう言われてdiscordから落ちる


『んー、熱測るか』


ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ


38.5


……え？

めっちゃ高くね？！


莉｢はぁっ、はぁっ、｣


息もだいぶ荒い。

病院も本人が起きるまでは連れて行けないしな…

とりあえず熱さまシート付けて寝かせとくか……


〜翌日〜

莉｢んぅ、｣

『あ、おはよ』

莉｢おはよぉっ、｣

『熱測るね』

莉｢ん、｣


ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

38.3

あんまり変わってないなぁ


『お兄ちゃん。病院行こ？』

莉｢え、病院やだ……｣

『酷くなる一方だよ？』

莉｢で、でも……｣

『リスナーさんに心配かけたいの？嫌でしょ？』

莉｢んー、行く……｣

『よし』


ーすとぷりLINEにてー

Aお兄ちゃんを病院に連れていくから持てる人来て欲しい

ジェル俺行く

Aありがとう!


〜10分後〜

ジ｢ごめん！遅れてしもた！｣

『ありがとう。大丈夫だよ！』

ジ｢よいしょっ、タクシーは呼んどるで｣


そう言って軽々と持ち上げる


ジ｢ちょっ、こいつホンマに食べとる？！｣

『一応食べさせてる』

ジ｢まじか……｣



それからタクシーに揺られ、病院に着く


先｢風邪ですね。疲れから出たのでしょう｣

莉｢あー……｣

『………』


とのことらしいです。


ジ｢あ、どやった？｣

『疲れからだろうって』

莉｢あはは｣

『はい。早く帰って寝るよ』

莉｢はーい｣

ジ｢あれ、どっちが歳上？w｣



家到着


『ジェルくんありがとね！』

ジ｢いえいえ。お大事になー｣

莉｢ありがとー｣




〜次の日〜


る｢来たよー！｣

こ｢やっほー｣

『えっ？！』

る｢あれ？言ってなかったっけ？｣

『聞いてない聞いてない』

こ｢莉犬くんどんな感じ？｣

『だいぶ良くなったよ』

る｢よかったー…｣

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