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youside
A妹の様子見て少ししたら行くね〜!
珍しい
いつもならすぐつく既読が、今日は全くつかない
十分、三十分
病院についても紫耀くんは見ていなかった
鈴「ねえお姉ちゃん？」
「ごめんなに？」
鈴「いやなんでもないけど、大丈夫？顔色悪いよ」
「そんな事ないよ、大丈夫」
考えたくもないことがずっと頭によぎる
もしかしたら何かあったのかもしれない、大丈夫、そう信じていても怖い
鈴「今日は早めに行ったら？紫耀さんのとこ」
「え？お姉ちゃん、鈴に会いに来てるんだけど」
鈴「それだけじゃないでしょ。ほら行った行った」
妹に気を遣われる私は本当に情けない姉
ごめんとありがとうを伝えて紫耀くんの元へ急いだ
「失礼します…」
平「だからいいっつってんじゃん」
聞いた事のないような紫耀くんの低い声が、病室の静けさを誘っていた
平「あ、A…」
「こんにちは、」
お母さんらしい方はこちらにお辞儀をされた後、足早に病室を後にした
周りを見渡す限り、今ここにいるのは私達だけ
平「ごめん、びっくりしたでしょ」
「ううん、大丈夫。びっくりはしたけど、笑」
平「今の母親。これからの治療で揉めてんの」
「そっか」
病室の白さが、余計に紫耀くんを白く見せて、消えてしまいそうな彼に触れたくなった
平「A」
「ん？」
平「A…」
「……」
呟くように私の名を呼んでがっしりしているように見えて細い腕で、抱きしめられた
かける言葉がなくて、私はただ紫耀くんの背中を撫でた
平「ごめん、急に笑」
「…大丈夫？」
平「うん、ありがと」
さっきの弱い姿の面影は全くなくていつもの優しい顔つきの彼に戻っていた
「浅い関係の方が弱音は吐きやすいよ、ほらほら」
平「え、俺らって浅い関係なの？」
「いや、まあそこは置いといて、はい」
平「良くなってるらしくて治療変えようとしてるけど、母親は心配して今まで通りがいいんだってよ」
「んー、お母さんも紫耀くんを思っての心配なんだろうね」
平「分かってんだけどね笑難しいよ」
紫耀くんといる時間が増える度に、好きが募って、胸が苦しくなるのは、何でなの
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廉くん大好き! - 初めまして、読み始めてはまってしまいました！仕事を終え寝る前に読むのが日課になってます(笑)更新も大変かと思いますが楽しみにしてます！ (2023年4月4日 8時) (
レス) id: 25da82024a (このIDを非表示/違反報告)
凛空(プロフ) - ヲ。さん» いいえー！紫耀くんカッコいいですよね〜！更新頑張ってください！ (2023年4月2日 21時) (レス) id: 2d96add547 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ。(プロフ) - 凛空さん» 凛空様、初めまして。ご注意ありがとうございます😭私の配慮不足で申し訳ございません😭 (2023年4月2日 20時) (レス) id: 9f6222370c (このIDを非表示/違反報告)
ヲ。(プロフ) - うな！さん» うな！様、初めまして。本当にありがとうございます😭私の配慮不足で、、申し訳ございません😭次回の更新は水曜日なので心待ちにして下さったら嬉しいです🙇🏻♀️♡ (2023年4月2日 20時) (レス) id: 9f6222370c (このIDを非表示/違反報告)
凛空(プロフ) - オリ/ふら立ってますよ〜！素敵な作品なので、違反報告をされる前に外すことをお勧めします。 (2023年4月2日 15時) (レス) @page1 id: 2d96add547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜 | 作成日時：2023年4月1日 12時
