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youside
初めて会って数日
あの場所に行くと紫耀くんの姿があった
「あ、いた」
平「おAじゃん」
「ごめんね、学校とか色々あって来れなかった」
平「良いよ全然笑頻繁にここ来ても面白くないでしょ笑」
そうやって花壇に咲いた花を触る紫耀くんは笑ってるけど少し悲しそうだった
平「ねえ、病院の外になんか綺麗なものある？」
「綺麗なものか。んーあ、でも毛並みが綺麗な猫なら今日見たよ」
平「いいね、ここにいたら猫なんか見る機会ないわ」
「写真あるよ」
平「え、見たい見たい！」
ここへ来るためにバス停で待ってたら茶トラ猫を見つけた
猫を飼ったことがないから新鮮でシャッターを切ってた
平「この猫可愛い」
気づけば紫耀くんの顔がすぐ側にあって
どんどん自分の体温が上がった気がした
平「顔あっか笑」
「赤くない赤くない！笑」
平「ごめんて笑あ、一つ豆知識。猫ってさ、死ぬ前に飼い主の前から消えるんだって、知ってる？」
「なんか聞いたことある」
平「凄いよね、そんなの分かるの」
「私が飼い主なら居なくならないで欲しいけどなあ。あ、てか私さ、気になることがあるの」
平「うん？」
「猫ってなんかに入ったりする時、液体みたいになるのが不思議」
平「あーなんかそうらしいね笑」
こんな他愛ない話が楽しくて時間なんて、すぐ去っていった
平「てかA、連絡先交換しよ」
「あ、うんもちろん」
平「Aいつ来るか分からんないから、連絡取れた方が便利なんだよね〜」
私のスマホを渡すと、器用に扱う紫耀くん
返されて画面を見ると新しい連絡先
平「Aのアイコン可愛いね」
「それ友達に貰ったの、可愛いよね笑」
私のアイコンは色とりどりの花束の写真
昔から花が好きだった
平「俺まじここに咲いてる花ぐらいしか見てないもん」
「今桜咲いてるけど、ここには咲いてないね」
平「そうなんだよね、もう散るんじゃない？」
「見に行きたかったね」
平「え行こうよ、外出許可貰うわ」
約束ね、と言って差し出される小指に、されるがまま、自分の小指を重ねた
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廉くん大好き! - 初めまして、読み始めてはまってしまいました！仕事を終え寝る前に読むのが日課になってます(笑)更新も大変かと思いますが楽しみにしてます！ (2023年4月4日 8時) (
レス) id: 25da82024a (このIDを非表示/違反報告)
凛空(プロフ) - ヲ。さん» いいえー！紫耀くんカッコいいですよね〜！更新頑張ってください！ (2023年4月2日 21時) (レス) id: 2d96add547 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ。(プロフ) - 凛空さん» 凛空様、初めまして。ご注意ありがとうございます😭私の配慮不足で申し訳ございません😭 (2023年4月2日 20時) (レス) id: 9f6222370c (このIDを非表示/違反報告)
ヲ。(プロフ) - うな！さん» うな！様、初めまして。本当にありがとうございます😭私の配慮不足で、、申し訳ございません😭次回の更新は水曜日なので心待ちにして下さったら嬉しいです🙇🏻♀️♡ (2023年4月2日 20時) (レス) id: 9f6222370c (このIDを非表示/違反報告)
凛空(プロフ) - オリ/ふら立ってますよ〜！素敵な作品なので、違反報告をされる前に外すことをお勧めします。 (2023年4月2日 15時) (レス) @page1 id: 2d96add547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜 | 作成日時：2023年4月1日 12時
