168cmの＆2 (ページ44)

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神宮寺side

丸『今から戻ります』

翌日、Aから連絡が来て俺も軽く身支度を整える

俺たちは昨日ホテルに戻った後、これからの
Aの事について話し合っていた

多分、LIVEには出るだろうねと俺らの中で予想していた

Aはホテルに着いて、俺たちに会うなり

丸「LIVEは出る、無理はしない」

そう言いきった

廉「やろうな笑」

紫「俺らも多分そう言うって思ってたよ」

玄「でも、無理してたら出させないよ」

丸「え、玄樹厳しい」

岸「倒れるまでいったんだからな」

丸「それはごめんなさい」

神「俺たち頼ってね」

丸「はい、ゆっくり治していくからちゃんと」

海「俺たちも気をつけるようにするよ」

_______________

その時に交した約束がツアー前は少しでも食べるってこと

約束を破ることが嫌いなAはちゃんと食べるようにしてる

丸「神お疲れ気味だからちゃんと食べなよ〜」

神「それはAもだよ」

丸「それもそうね」

神「もう少し頑張るか」

丸「だね、あ、私少し電話してくるから先戻ってて」
「これも食べていいよ」

神「りょーかい、さんきゅ」

そう言って部屋を出たAにあの頃の弱りきった面影はなく
晴れ晴れとした顔をしていた

それから、さっきAに貰った軽食を食べようとすると
裏に付箋が貼ってあった

"いつもありがと、頑張ろ〜"
ってメモが書かれていた

神「よし、頑張るかー」

さっき感じた疲れはもうなくて、頑張れそうな気がした
A、俺の方こそありがとう