168cmの＆2 (ページ41)

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神宮寺side

紫「A、！？なあ、！！」

岸「橘さん！スタッフさん！こっちです！！」

玄樹は自分の膝にAの頭を乗せ
岸くんはスタッフさんや橘さんを呼んでて
紫耀はAの側へ駆け寄り、廉はショックで固まる
海人の背中をさすっていた

俺は、、動けなかった

橘「救急車呼べ！はやく！」

それからよく覚えていない

本田ちゃんは一緒に救急車に乗ったらしくて
俺らは今、橘さんの運転で病院へ向かっている

紫「海人、大丈夫だから」

海人はAの弱りきったところをまだあまり見た事がなくて
涙を目にいっぱい溜めていた

橘「、もしかしたら今日は目を覚まさないかもしれない」

廉「は、、？どういうことっすか？」

橘「点滴打って栄養送って貰ってるけど起きる気配がないらしい」

玄「神宮寺、Aなら大丈夫だから」

隣にいた玄樹に言葉をかけてもらったけど
玄樹は自分自身にも言い聞かせるようだった

本「あ、、皆さん、橘さん、」

神「Aは、？」

本「まだ目を覚まさない、頭も打ってるらしい」

玄「、Aに会わせて下さい」

本田ちゃんの後に続いてAのいる病室へ向かう

そしてAの病室に入るとAの細い腕には
沢山の管が刺さっていた

海「、、Aちゃん、、」

岸「A、、」

医「、お時間良いでしょうか？」

そこにはAの担当医であろう人が立っていた

医「率直に申し上げますと、非常に危険な状態だと思います」

その言葉を聞いた時鈍器で殴られたかのような感覚になった