大事には至らなかった…… ページ44
牛島story
大事には至らなかったらしい
正直に言う
柊がAのことを刺した時
俺は焦った。
まさかここまでするとは……
でも柊のあの震え方
過去に何かあったぽいな……
まぁーそこは触れないどこう。
とか思いながらAの病室に向かうと
柊『なんで？なんで私なんかの味方をしてくれてるのよぉ〜!!ｽﾞﾋﾞｯ
起きてよ先輩!!
私謝りたいよ!!
まだ間に合うなら!!
謝って先輩と仲良くしたいよぉ……』
柊の声……
やっぱAの目に狂いはなかったのか。
俺が考え事をしていたあと病室に戻ると
柊『ｽｩｰｽｩｰｽｩｰ』
ぐちゃぐちゃになった顔で柊がAの手を握ったまま寝ていた。
その顔はまるで。
まるで。
Aが起きるのを待つ小さな子供みたいな顔だった。
―――――――――――――――――――――
ここからは柊ちゃんの過去に入っていきたいと思います。
柊story
私は高校に入る前に神戸に住んでいた。
小中までは神戸だった……
私が白鳥沢に来た理由
それは親戚の親にもうこれ以上迷惑をかけられないから。
私の家は複雑な家庭だった……
私はお母さんの子供だ。
お父さんとは血が繋がっていない。
つまり再婚……
ある日学校から帰るとお母さんとお父さんがいつも以上に喧嘩していた。
母『あなたのそーゆー顔が嫌いなのよ!?!
何かあるなら正直に言ってちょうだい!!』
父『俺もお前のそのズバズバ言ってくる性格が嫌いだ!!』
小さい時は
またか〜
とか思っていたけど今考えてみると私がこの性格になったのはここからなのかもしれない……
父の母への怒りは収まらずほとんど暴力で私に流れる。
アザも傷もどんどん隠せなくなってって
学校の皆からは『バケモノ』って呼ばれてた。
それに耐えれなくて
私は学校に行きたくなくなった……
でもある日先生が家に来て学校でいじめがあったことを言った。
その日から私への暴力は無くなった。
けどお母さんの方に暴力が集中した……
ある日
父『お前も殺して俺も死んでやる！』
そうお父さんが私に行ってきた。
私に包丁を向け走りかかってきた。
柊『嫌だ!!やめて!!来ないで！』
私はその場にうずくまった……
痛みがいくらたっても来なかった。
目を開けるとそこには
お母さんが刺されて倒れていた。
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rye(プロフ) - 私の過去5のプレーに支障、が首相になってますよ、 (2020年4月11日 19時) (
レス) id: 17d389d2ff (このIDを非表示/違反報告)
クロワッサン - とても面白い！白布と、川西のコンビ最高です！ (2019年10月23日 23時) (レス) id: 2136936b74 (このIDを非表示/違反報告)
牛乳パン(プロフ) - イチゴいちさん» ありがとうございます笑 (2019年10月21日 22時) (レス) id: 7a83ba642d (このIDを非表示/違反報告)
イチゴいち - 面白かったです！リクとかは…うん浮かばなくてはい…頑張ってください！ (2019年10月21日 22時) (レス) id: 67aafb287e (このIDを非表示/違反報告)
牛乳パン(プロフ) - ヲタク少女さん» わざわざコメントありがとうございます!!その話も入れて続編作っていこうと思います!!貴重な意見ありがとうございます!! (2019年7月25日 23時) (レス) id: 7a83ba642d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牛乳パン | 作成日時：2019年4月3日 22時
