木兎さんの双子の妹はユースのエースなんですか!?!

寒いな。 ページ43

ここどこだろ



すごく寒い




『化け物が!!』


『こっちに来るな！！』



『お前のせいだ!!』



『バレーはお前みたいなもののためにあるんじゃない!!』





はぁ。




冷たい……






寒いな。






もう何も考えたくない……




『ｸﾞｽﾝうわぁーん！！』




え？



誰か泣いてる。



小さい……




女の子？



柊？




そうだ!?!



私まだ柊に言わないといけないことがある!!





だからまだ諦めちゃいけない!!




言わなきゃ!!




柊story



まさかあんな大事になるなんて……




なんで？



なんであそこまでしてくれるの？




私はあなたに酷いことを沢山してきたの……




なのにどうして？




私に優しい言葉をかけてくれるの？




もうっ!!




これ以上




私を惨めにさせないで!!





目の前には顔が青白いA先輩……




他の人達は先生から話を聞いてる……




今この病室には私一人だけ。




柊『ｸﾞｽﾝ 』




涙が溢れてきた。




柊『なんで？なんで私なんかの味方をしてくれてるのよぉ〜ｽﾞﾋﾞｯ



起きてよ先輩!!



私謝りたいよ!!




まだ間に合うなら!!




謝って先輩と仲良くしたいよぉ……』





私は先輩の手を握った……




そのまま眠りについてしまった。

大事には至らなかった……→←焦り。

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