検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:764 hit

ページ7

.










「なぁ、Aさん」










今度は隣からではなく、後ろから聞こえる君の声

振り向けば、お日様みたいに笑う顔があって










『なーに』










思わず笑みがこぼれる。










「これ、」










そう言い渡されたのは、二つ折りになった小さなメモ用紙。





開くとそこには



キツネの折り方明日教えてください。

と達筆な文字のメッセージ、











それともう一つ。











『ふふ、可愛い。』





「Aさんの絵、真似してみた。似とる?」





『うん、似てる。すごく可愛い。』










キツネの耳が生えた私と北くんの似顔絵。










一生懸命描いたのかなと思うと、とっても嬉しくて

可愛くて。










これは一生の宝物。










.

。→←う



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もものすけ | 作成日時:2024年3月7日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。