いつもの日常……なのに。 ページ3
ジョーカー視点
〜スカイジョーカー〜オレは、本名 ジャック。
実はオレ、『怪盗ジョーカー』って言う、カッコイイ怪盗なんだぜ!
あの人気探偵アリババやビリジアンにも勝ったスゴい怪盗!
ハチ「早く行きますよ!ジョーカーさん!」
此処は、スカイジョーカー。今から、盗みに行くところだ。
コイツは風魔 ハチ。風魔忍者で、ドジ。そして、オレ『怪盗ジョーカー』の助手でもある。
でも、一番の仲間思いなヤツなんだ。
ジョ「わわ、待て!まだポテチ食べ終わってねー!」
オレの手元には、ポテチ。いやー、腹減って、さ?
ハチ「もう!ジョーカーさん、仕事よりポテチの方が大事っスか!?」
そりゃ、もちろん…
ジョ「ポテチ。」
ハチ「はぁぁあ!?」
ぷっ、
ジョ「あはは、嘘だって。だって怪盗の仕事、スゲー楽しいもん。」
ハチ「良かったっス…」
ドタドタドタ…
ハチがそう言ったと同時に、誰かが走ってくる音がした。
ポニーテールの、少女。胸当てが付いている冒険者風の青色の服に、青色のスカート&青の靴を履いている、怪盗だった。その名も、怪盗スターダスト!
ジョ「…Aか。いきなりどうして…」
A「いや、同じ所に予告状出したじゃん。あと予告時間まで、20分だけど!?」
・・・。
ジョ&ハチ「「はぁぁぁああ!?」」
え、ちょっと待て!20分!?
此処からバルーンガムで行くのに約10分!
ジョ「今すぐ行くぞ!ハチ!」
ハチ「はいっス!」
オレとハチは、バルーンガムと一緒にスカイジョーカーから飛び降りる。
スター「うわ、警備スゴイね〜。相変わらず。あと、風強くない?」
後から、スターダストも来たみたいだ。いつもスターダストは、家を走っている。
ビュォォォォ…
確かに、風が強い。バルーンガムが弾けそうと言う程じゃ無いけど。
ハチ「今日は、『桜の剣』を盗むんスね。」
スター「ああ、『桜の剣』は、剣の刃の部分に桜の紋章が書かれているから桜の剣って言うんだってさ。」
ジョ「へー。あ、あともう少しで着くぞ!」
オレの視線の先には、とある塔。
実は今日は塔に入って盗むわけじゃなくて、人任せ何だよね〜!
スター「はぁ、行くよ。」
カンッ!
そんな音と同時に、剣がトランプに弾き飛ばされ、くるくると回り、オレたちに向かってくる。それを、オレがキャッチする。
ジョ「いやー、簡単だったぜ!カイオウさん?」
スター「!!(カイオウ!?)」
スターダストは、ビックリしたような顔を見せる。
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ソラ | 作成日時:2017年5月29日 20時