毒舌な彼と。【一松】

毒舌27 店内改装 ページ28

貴「ありがとうございました!」

一松「また来なよ、待ってるから」

貴「うん!」

松野家を後にした私は、猫カフェに戻って猫に餌をあげた。

貴「さて…やるか」

ニャーちゃんのマネージャーさんから貰った模式図を片手に、猫カフェを改装した。

だけど、1人でこの作業をするのは時間がかかる。

貴「明日、ライブ当日なのに間に合わない…」

溜息をついていると、カラン、とベルがなった。

貴「あの、今日は休みなんですけど…」

一松「手伝い、何かある?」

チョロ松「これ1人でやるの大変でしょ!?」

やって来たのは、6つ子と近所の人達。

私のバイト先の店長や先輩もいる。

トト子「おそ松くんから、大変そうだって聞いて。何かやることある?」

チビ太「何でも任せてくれよな!」

イヤミ「このミーが手伝ってやるザンス」

誰だろあの前歯出てる人。

トト子ちゃんとチビ太は知ってるけど。

おそ松「コイツはイヤミ。まぁ、仲良くしてやって?」

イヤミ「シェー!!」

しかも、パンツ一丁の人とか頭に旗刺さった人もいる。前者は通報しないとマズイんじゃ…。

ハタ坊「この人が城崎さんだジョー?」

デカパン博士「手伝ってあげるダス」

十四松「俺達が頼んだんだ!」

泣きそうになって、慌てて上を向く。

貴「すいません、忙しいのに…。ありがとうございます!」

おそ松「じゃあ、やるか!」

おそ松さんの合図で、皆が動き出した。

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