決闘(闇塚アリス) ページ6
魔凛「はぁ…はぁ…」
煉「くっ…まだまだこの程度で決着はつけられないな…」
しばらくして視界が開けた。
二人とも衣服がボロボロになっていることから、どちらもかなりのダメージを負ったとされる。
魔凛「やっぱり…か…」
煉「なんの話だ…？」
魔凛「あんたは操られている。何者かに…」
煉「また馬鹿なことを…」
魔凛「神に誓って本当のことだ。あんたの目はいつもは紫色。だけど今は違う。紺色なんだ。
だから、あたしがあんたを救ってやるよ。」
煉「救う…？私は貴様のことを阿呆呼ばわりしたというのに？」
魔凛「いくら阿呆って呼ばれようとも、放って置くことは出来ないだろ？」
魔凛はそう言うと、雷夢から貰ったスペルカード「悪霊封印」を手にする。
魔凛「さあ、あんたに取り憑いている奴め、さっさと出てこい！！」
煉「うわああぁぁあぁっ！！！！？」
煉は悲鳴を上げる。その間に、彼女に取り憑いていた者が現れる。
煉「っ…私は何を…？」
魔凛「ああ、あんた、物凄い暴れてたぜ。」
煉「心配を掛けてすまなかった…」
煉が解放されて安心していたのもほんの一瞬。
？？？「ふふっ、封印に失敗したみたいね？」
2人は声のした方を振り返る。
ガラクタ「挨拶が遅れたわね、私はガラク・プリストリバー。曲擬としての名前は「galakuta doll play」よ。」
魔凛「あんたが煉を操っていた黒幕か。」
ガラクタ「あら、私に挑むつもり？貴方達には救うべき世界があるでしょ？」
ガラクタはモニターを出現させる。
そこに映っていたのは、奮闘するX-Dayと美李の姿が。
煉「月夜界が大変だ…」
魔凛「助けに行こう！」
煉「ああ！」
二人は月夜界を救うべく、月夜界にワープした。
二人が去った後…
ガラクタ「二人も行っちゃったみたいだし。今度は何処を襲ってやろうかしら。」
ガラクタは不適な笑みを浮かべた。
続く
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