2話 看守四人組 ページ3
三鶴さんに引っ張られられて着いた先には看守らしき人がいた
一「こいつか、新入りは」
犬「遅かったな」
キジ「なかなか良い顔じゃなぁーい！」
猿「なんだ、弱そうなやつだな」
すごい…みんな動物に似てる
なんか…おもしろい☆
猿「おい！何笑ってやがる！」
『い、いえ…何でもないです』
この猿みたいな人怖いな…
鶴「はいはい怖がらせないの！怯えちゃってるじゃん！」
三鶴さんは、私を後ろから抱きしめた
『わぁっ！』
さ、さすがにびびった…
猿「なんだよ、男のくせにビクビクしやがって」
一「ごちゃごちゃうるせぇな、猿が」
猿「ぁんだと！くそゴリラがぁ！」
あーあケンカ始めちゃったよ
まぁでも、あの猿に男って言われたってことは
バレてないね
私が…女だってこと
三鶴「良かったねAちゃん♪」
三鶴さんがこっそりと言ってきた
私はコクリと頷くと自分の体を見た
今の私の体は薬によって「見た目だけ」男となっている(つまり脱いだらバレるってこと)
服の上からなら決して女だとバレることはない
もちろん声も男の子だ
なんで隠すかというと…って、あ！ケンカが終わった
女の…いや、男の人かな？その人とピンクの羽織を着た人がゲンコツで殴ってそのケンカは止まった
犬「いい加減にしろ」
キジ「まったく…んで鶴、この子はどこの舎に入るの？」
三鶴「ズバリ！この子は5舎に入りまーす♪」
猿「ゲッ」
あの猿が嫌そうな顔をしたってことは…
『あの猿が担当ですか…』
猿「猿じゃねーよ！」
三鶴「どんまいAちゃん」
猿「うるせーぞ！鶴！」
キジ「残念だわ…三舎に来てほしかったわ」
一「まぁ猿のとこよりはマシかもな」
犬「まったくだ」
猿「オマエラァァァァ！」
三鶴「はいはい、ほら早くこの子を連れて行って♪」
三鶴が私の背中を押した
その反動で猿の人の胸に倒れこんでしまった
猿「お前なぁ…大丈夫か」
『あ、す、すみません…」
猿「行くぞ」
猿の人が私の足にはめてある枷の鎖を持ち部屋を後にした
一「あの猿が…大丈夫かって聞いたぞ…」
犬「なんと…」
キジ「明日は、雪決定ね…」
そんな風に言われてるとは知るよしもなかった
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ミニン - 猿門さん天使....(*^_^*)ｷｬﾜﾜ (2015年9月22日 21時) (
レス) id: f29392fa5e (このIDを非表示/違反報告)
るなわん - 小説とってもおもしろいです！まだ途中までしか読んでないんですが猿門のキャラがくずれない感じでカッコイイ書き方でもう最高です・・・(∩´∀`∩) (2015年7月22日 3時) (レス) id: 89c936d0e7 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメアー(プロフ) - ふーたさん» そこまで言ってもらえるなんて…私もう涙が…ううっ…本当にありがとうございます！続編を出したので、またよろしくお願いします！ (2015年3月25日 20時) (レス) id: ed39cb1e73 (このIDを非表示/違反報告)
ふーた - もうこの小説超大好きで何回も読み返してます！！作者様文才ありすぎ！！めちゃくちゃおもしろいので、ぜひ続編が見たいです…！私も猿門の大ファンなんですが、猿門オチの話ではダントツで1番の小説ですー！ (2015年3月25日 0時) (レス) id: c27df93ea5 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメアー(プロフ) - キリアさん» わっかりました！頑張ってカッコイイやつ書いてみせます！！ (2015年3月24日 19時) (レス) id: ed39cb1e73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナイトメアー | 作成日時：2014年10月4日 20時
