危機一髪 ページ13
龍我side
A)うわ!最悪…。
いきなり声を出したA。
龍我)どうしたの?
A)あ、私、違う人のノート学校から持ってきちゃったみたい…笑
しかもその子ちょっと苦手な子なんだよね…
龍我)そっか、でも明日仕事で学校行かないから今のうちに返さないとだね
A)うん…。頑張って電話してくる
Aに苦手な人がいるとか相当なんだろうな…
A)あ、もしもし?莉奈?…うんうんごめんねー笑え?ちょっと待ってよ。私その先輩知らないんだけど。…うん、分かったよ。
ごめん、龍我くん!ちょっと抜ける!
龍我)あ、うん!いってらっしゃい!
って言ったけどあからさまにやばそうな会話じゃない?
瑞稀)やばそうじゃない?あれ。
龍我)瑞稀くん!ですよね…。
瑞稀)ちょっとAつけてみるか。
そう言って俺と瑞稀くんと橋本くんは外に出た。
案の定やばい場面に遭遇しちゃって。
そこにはAと同じ高校の男子の先輩がAに絡んでいた。
瑞稀)龍我、ここで待ってろ。
そう言って瑞稀くんと橋本くんはAを助けに行った。
橋本)ねぇ。何やってるの?
瑞稀)俺の友達の親、教育関係の仕事ついてるんだよね。青山行ってるくせに大学いいとこ行けなくなるかもよ?
2人の気迫に怯えたのか絡んでいた奴らは逃げて行った。
龍我)A大丈夫?!怪我ない?!
A)大丈夫、、迷惑かけてごめんね
橋本)ねぇA、もっと俺たち信頼して?Aは俺たちの仲間じゃん。もっと迷惑かけていいんだよ。
橋本くんにそう言われるとAは泣いた。
多分相当怖かったんじゃないかな。
俺は初めてAの泣いた顔を見た。
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美紀 - 龍我君と瑞稀君大好きです最高です (2019年1月23日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiho | 作成日時:2019年1月14日 18時