紅一点の私【HIHI Jet・東京B少年】part2

なあくんの嫉妬《リク》 ページ42

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葵「おナス」


那須「ん？」


葵「髪やって」


那須「おっけ」





いつもの光景。





作間「アヒージョ以外の親父ギャグない？」


優斗「なんで俺に聞くんだよ！」


作間「一番詳しいかと…」


岩崎「詳しくないよ、喋ることしか出来ないもん」


優斗「んだとー！？」





こっちもまぁ、いつもの光景。





涼「えっ、じゃあ地球より小さいの？月って」


猪狩「そりゃそうじゃん(笑)」


涼「でもさ、地球の約0.3倍だって…」


猪狩「0.3って3分の1だよ。つまり地球の大きさを3等分したうちの一つ」


涼「えっ、マジで？」





こっちも………いつもの光景…なのか？






浮所「一世、取れる？」


一世「うぅ…」


浮所「まだ届かないかー」


一世「まだ藤井くんしか抜いてないです」





何故か一世のお気に入りのぬいぐるみを高い棚に置いて、無理やり取らせようとしてる…



これもまぁ、いつもの光景。






瑞稀「ぎゅーしてよ」


『またっすか先輩』


瑞稀「黙れ」





「うるさい」から「黙れ」に昇格しました←

これもいつもの光景。






問題はこの人、





直樹「………………」



いつもはみんなとワイワイしてるのに、
今日は隅っこでムスッとしてる。


みんなは気分が悪いのかもと、放っておいてるけど、別に顔色が悪いわけじゃない。





ただただムスッとしてる。


怖いっす…
マジで怖いもん。






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『なあくん？』


直樹「……」





気づいてないのか、何も反応しない。






スタッフ「皆さんそろそろ準備お願いします！」


「「「「『「「はい！」」』」」」」






みんな楽屋を出ていくけど、


なあくんだけは動こうともしない。






一世「行かないんですか？」


直樹「………」







どうしちゃったんだろう…




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