【名探偵コナン】なんで目の前に工藤家が立派に建ってるの？《第4章》

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ふと目を覚まし、
先程よりも少しばかり軽くなった体を起こした。


欠伸とともに、ゆっくりと目を開けると、
異変にすぐに気づくことができた。









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…………………荒らされている。





まだ開けてもいない、リュックが乱暴に開けられていて、

中身が無残に散らばっている。



そしてまわりの引き出しも、

開けられたまま。



何かを探していたかのように…






そして予感はしたが、
財布、スマホ、通帳などが綺麗に姿を消していた。


ホテルに来たばかりなのに、
こんな目に遭うとは誰も思わないだろう。




それと同時に、
ちゃんと戸締りせずにそのまま寝てしまったことに後悔と苛立ちを感じた。

ある意味、自業自得。




相手の泥棒さん、自分、

互いに非がある。





盗まれたものはどれも貴重品だが、ホテル代は既に払っている。
ルームキーは盗まれていない。



取り敢えずは部屋を綺麗にしよう。

もしかしたら片付けてる中で出てくるかも…









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なーんてね、そんなの出てくるわけがない。
そんな都合良く物事が進むわけがない。
友人に連絡して、
一通りのことを教えると、




相談しなよって。









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あまり警察沙汰にしたくない私は、
友人の勧めにより、ある人に相談した。


なんか、よくわかんないけど、

相手は名門大学を卒業して、以前の仕事関係や大学時代で、鍛えたらしく過去にも沢山の犯人逮捕に協力し、警察からも信頼を得ていて、


今ではその活躍により、知らない人はいないくらいの有名人となったらしい。




その人の相棒もまた、公ではないが、
警察関係者の間ではまた有名でその人の仕事の手助けをしている。



名前は確か、

モウリコゴロウ。



相棒が、

エドガワコナン。





コナンって、外国人かよ…
変な名前。



取り敢えず、行って相談してくればいいらしい。




友人からそこの住所を聞いて、
休みの日を確認し、


アポ無しじゃ失礼なのは分かってるけど、

友人も以前、事件に巻き込まれた時にアポ無しで行ったけど、何とかなったらしい。




なので、
予定を無理やり空けて、その場所に行くことにした。




モウリさん、

ごめんなさい。



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