【名探偵コナン】なんで目の前に工藤家が立派に建ってるの？《第4章》

おじさん ページ14

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『普通さ、知らせるべきだよね？』


「赤井さんのことだからもう知ってんのかなーって」


『いや知らないから今こんな目に遭ってるんでしょ、分かる？
なんか久々だよ』






何故か右にFBI、左に探偵、
通りすがりの奥様方は両脇を見てメロメロ。
でも私を見て、キッと睨む。



うわ、おっかねー(棒)←







『で？私に何の用？』


「色々と話したいことがあってな…」


『どうせ組織でしょ』


「いや…」




足を止めたかと思うと、グッと顔を近づけてくるもんだからそりゃ仰け反る。



「生まれ変わったことについてだ。この世界にトリップしたことも含めて奇跡としか言えんが…」


『あぁ、言われてみれば…』





トリップしたのに、組織に出くわしたのに、ほぼほぼ無傷で生き残り(まぁ、最終的には残酷な死に方をしたけど)、
全くもって別人に生まれ変わったかと思ったら記憶がめっちゃ鮮明。




ホント奇跡です、はい←








「オメーはこれからどうする気だよ」


『今は親もいるし、ちゃんとこの世界の人間になってるからこのまま死ぬまでいる』


「そうか…」







あっ…









突然、私は走り出した。







「ちょっ、おまっ…………どこ行くんだよ！？」


「とりあえずついていくことにしようか」


「ああ」




なんでだろうね、ホントになんでだろうね。
生まれ変わりの特典っつーの？





足が速いんだよね私←








後ろの2人、追いついてないの！！←

ある意味すげーよ←





これトリップの特典としてあって欲しかったんだけどね？無かったよ←









『すいませーーーーーん！！！』







私が見つけた人は、



タバコを吸いながら、自販機に寄りかかってるおじさん。






あのね、もう一個特典がついてるの←


めっちゃ目がいいの←


両目Aだよ、A！！←







だからさ、遠くからでもはっきり見えたの！！←








「あぁ？」



怪訝そうな顔して見てくるおじさん。







『コナン君連れてきたよ？』



って言うと、









「はっ！？てめぇ、ふざけんな！！！」



途端に慌て出すので羽交い締め←
やべぇおもろい…←









「A、はえーよ…」


「随分と身体能力が高くなったな…」






おじさんはコナン君もとい工藤新一を見た瞬間、面倒くさそうな顔をする。






「てかそいつ誰だよ？」


『ルパン三世』←






「「「……なんで分かったんだよ」」」





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ルパン一味は…→←捕まる

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