二度寝したら米花町【名探偵コナン】

復活！ *麗華* ページ30

しばらく寝て起きたら、体がだいぶ楽になった。

コナン君はベッドに顔を伏せるようにしてスヤスヤ寝ていた。




かわいい……




貴「髪の毛、サラサラやん…」




エセ関西出たよ。

バリバリ関東人なのに。



関西人いたら怒られるわ。




貴「よっこらせ…」



コナン君を起こさないようにベッドから下りてマスクを取る。




貴「さて、どうしようか…」





コナン君に全て話すとか言っちゃったもんなぁ。


それ信じてコナン君、ここまでやってくれたからなぁ。

でもなぁ…





貴「君には帰ってもらわないと、困る…」





ゆっくりとコナン君をおんぶした。


軽っ。



小学生てこんな軽いのか？




20kg前後くらいだっけ？

あれ、20kg行かないのかな？




まーどうでもいいや。






階段を慎重に降りて、玄関まで何とか起こさずに来れた。



貴「起きたら困るなぁ…」





もしかしたら、狸寝入りかも…


コナン君てだいたいそうだもん。絶対、起きてるよこいつ。




玄関を開けて、外に出て、扉を閉めて鍵を閉めた。





貴「あとは事務所まで送り届けますか…私ったらなんて優しい」




阿笠博士の家が今目の前だから…右だね。


ここをしばらく真っ直ぐ行けば、五丁目に出るもん。




貴「……迷子ならないよね？ここずっと真っ直ぐ行けばいいんだもん。大丈夫だよね？」




あーこんな時、FBIとかFBIとかFBIとかに出くわしたくないな。


意外と外をウロウロしてるからなぁ←そうでもない





貴「そういえば、さっき家出るときに2階から見られてないよね？」



変装してもしなくても怖い赤井さん。

特に変装している時が怖い。



だって眼鏡だよ？眼鏡。




キランって光るんだよ？

怖いよね？




貴「赤井さんは変装取ってたほうがまだマシだな…あーでもライフルで殺されそう…」



どっちみち怖いのだけは変わらない。



貴「そんなこと言えば、安室さんもだなぁ…警察でも組織でも無ければ普通のポアロでバイトしてるイケメン店員なのに…」



あのトリプルフェイスも何気怖い。

当たり前だ。




あれで怖くなかったら大したもんだよ。


コナン君だって最初はビビってたんだから。
緋色シリーズ以降は慣れた感じだけど。






貴「コナン君…起きてないよね？」



今の私のでっっっかい独り言聞かれてたらますます怪しまれるし、さっきの2人を呼びかねない。




貴「その麻酔銃で本当に眠らせたいわ…起きてたら」

あ、起きた。*桜坂*→←アロエのヨーグルトは大好きです(￣▽￣)*桜坂*

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す