*過去 ページ26
そして俺は待ちに待った学校へ行った。
ほとんど新品の制服で少し恥ずかしかった。
いざ教室へ入ってみると、俺は転校生扱い。
皆初めは俺にたくさん話しかけてくれた。もちろん俺も笑顔で返していた。
けれどクラスには、そのクラスの空気がもうできていて、少し居づらかった。
体育とかほとんど見学しててジャージをずっと着てたりした。
体育祭にも参加はしたが、種目は出れなくてあんまり楽しくなかった。
しばらくしたら皆んな俺に興味がなくなったのか、話しかけてくれなくなった。
俺から話しかけてもどこか冷たくて、学校も楽しくなくなった。
のんちゃんとはたまに電話をしていた。
望『もしもし神ちゃん?』
神「のんちゃん久しぶりー!」
望『久しぶりやなー。どう?学校楽しい?』
神「あー…それがあんまり友達できなくてさ…」
望『えー勿体無い!もっと話しかけなきゃ!!』
神「うーん…」
望『ええよなー神ちゃんは学校行けて。俺なんか行けないんやで?友達にも会えへん。それに比べて神ちゃんは学校行けてるからええやん。」
神「まあね。」
望『ほんま勿体無い。俺やったらすぐ友達つくへるよになー。』
神「皆んながのんちゃんみたいに積極的になれるわけないやん!全部のんちゃん基準にせんといて!」
望「でも学校行けるだけで、外出れるだけでええやんか!」
神「もううっさい!のんちゃんと話したない。」
俺は電話を切った。
そんときの俺はどうかしてた。
のんちゃんのことなんか全く考えてなかった。
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a1i12kacutie(プロフ) - しぃかさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2017年11月8日 7時) (レス) id: e932422acb (このIDを非表示/違反報告)
しぃか(プロフ) - 続きが気になります(^^)更新頑張って下さい! (2017年11月7日 18時) (レス) id: d3a5966b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るる | 作成日時:2017年11月4日 21時