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暖かい2 ページ3

とても寒い夜


月の光がとても綺麗な夜だった



産屋敷が爆発した


柱達はお館様の屋敷へ急いで向かった


そこには




鬼舞辻無惨がいた



柱達と炭治郎は技を出そうとしたら急に無限城に落とされた


Aも皆と離れ落ちていった





無事に着地が出来たAは城の中へと進んだ


『…………いる』



気配をする方へ足を進み扉を開けた





「あら、お久しぶりね」



「…本当に久しぶりだね、まさか君がここにいるなんてね」


Aは微笑みながら刀を抜いた


「うふふ、まさか貴方からくるなんて思わなかったわ」

「よく言うよ、わかってた癖に」

「ええそうよ、私は貴方の苦しんで死んでいくのが見たくて来たんだから」

「本当いい趣味してんね、そんなに人の不幸を見て楽しいの?」

「楽しいわよ?特に貴方の苦しむ姿がね!!」









鬼になった黒羽がAに襲いかかった

彼女の両目には上弦伍と刻まれていた




「あんたを喰って他の奴らも殺してやる!」

笑いながら黒羽はAを襲う

「…そんなこと僕がさせない、僕が守ってみせる」

「は!煉獄杏寿郎を死なせた癖に?守れなかったくせに!」

Aは黒羽の攻撃を交わしていく


「あんたは誰も守れない!柱じゃ呼吸を使えないあんたが私に勝てるわけないわ!!」


「…………勝てるよ」


Aの顔から痣が出てきた


「…君にこんなことしたくなかった」






白い刀身は黒羽の頚を通った



斬られた黒羽は何が起きたのかわからない


ただとても優しい雪に包まれた感覚だった


痛くもなく寒くない不思議な感じだ



「なんで!?頚が斬れてるのよ!?」

「…………」

「っ!!あんたなんかになんで私が!!」

「…どうして僕を嫌うの?」

だんだん消えかけていく黒羽に対しAは聞いた


「私より恵まれているからよ!実力も!親も!容姿も!恋人にも!!なんであんたばかりいい思いをしてんのよ!!」


彼女はAにずっと嫉妬していたのだ


自分は親に愛されなかった

好きな人も振り向いてくれなかった

鬼殺隊としての才能もなかった



だから自分とは正反対なAがずっと憎かった

彼女は泣きながらAに暴言をいった



「…………できれば君とは違う形で逢いたかった」


違う環境で違う時代だったら二人は友達になっていたかもしれないとAは思ったのだ





「…………次逢える日まで罪を償いな」


消えていく黒羽に対しAはそういった

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依夜 - 続編おめでとうございます。これからも頑張ってください! (2021年6月19日 10時) (レス) id: db2eb7a25e (このIDを非表示/違反報告)
李猫(プロフ) - とても面白いです。続き楽しみにしてます! (2021年2月20日 11時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サキ | 作成日時:2020年9月30日 8時

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