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53、彼女の能力は神のみぞ知る ページ15

⚠短めかもです!

tnside

戦争部隊や、救助部隊に指示を出していた俺は、一旦落ち着いた隙を見て、息抜きに城内を散歩していた。

なにか騒ぎ声が聞こえると思いそちらに向かえば、兄さんと、その兄さんに銃を向けるAの姿。
急いで誤解をとけば、Aは凄い焦ったような顔で謝っていた。可愛い。(親バカ)

インカムで通信が入ったらしく、彼女は急いでロボロの元へと帰っていく。
初めて走る姿を見たが、随分とすばしっこく、軽々しい走り方だった。

「あの子、めちゃくちゃ強いなぁ。俺負けるかもしれん。」
Aが去った後、兄さんがAの去った後を見つめながらそんなことを言う。
「へ?いきなりどしたん」「いやぁ、さっき俺侵入したやんか」兄さんが窓を指さしながら言う。

「彼女入ったばっかりなんやろ?んで侵入者なんてもんに会ったら普通は身動きなんて取れんはずや。でも彼女は素早く銃を構えて、撃つ体制にまで入っとった」
兄さんから説明されて、確かに、と俺も納得する。
普通、あの歳でさらに女の子とくれば、動揺するのが筋だろう。

「多分あの子、近々とんでもないものに化けると思うで。」
ええもん拾ってきたなぁ、可愛ええし、と兄さんが、顎に手を当てくつくつと笑う。


「Aの戦う姿、かぁ。」






さぞかし綺麗なんやろなぁ。







危ないとわかっているのに、見てみたい。

これは、惚れているから、なのだろうか。

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杠葉 - 初めまして、とても素敵な作品でした…!占ツクの小説で初めて泣いてしまいました。これから全力で応援させて頂きます…! (2022年1月22日 3時) (レス) @page40 id: 2d4f53e34e (このIDを非表示/違反報告)
雲雀(プロフ) - ネイトさん» 了解です!リクエストありがとうございます!! (2020年12月29日 4時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト - 雲雀さん» なるほど!ありがとうございます!リクエストが「帰った後にみんなに説教される」みたいな感じなのってお願い出来ますか? (2020年12月29日 0時) (レス) id: 58c935ec98 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀(プロフ) - 月宮さん» 月宮さん、コメントありがとうございます!これからも精進して行きますゆえ、続編も楽しんでいただけると幸いです! (2020年12月28日 20時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
月宮 - 完結おめでとうございます!続編も楽しんで見させて頂きます!これからも頑張ってください。 (2020年12月28日 20時) (レス) id: a0f47df358 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雲雀 | 作成日時:2020年12月4日 2時

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