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22、書記長室はいずこ ページ25

Aside

あの後、ゾムさんと鬱先生はインカムで呼び出しをくらい、部屋から出ていった。

…正直なことを言うと、私と離れたくないと駄々をこね暴れるゾムさんを無理やり鬱先生が連れて行ったと言うのが正しい。
やることが無くなった私は、初日から心に決めていた【書類のお手伝い】をするべく、書記長室に向かうことにした…のだが。

『どこだろここ…』
感覚で歩いて着くはずも無く。歩けば歩く度に迷子になる私。
あれ?ここ通るの5回目では?というのを先程から色んな場所で経験している。

「おー!何しとるんやA!」ふと、明るい声が聞こえてそちらを向けば、ニット帽に豚さんのピンを付け、スコップを持っている…シャオロンさんがいた。
『シャオロンさんおはようございます。』と挨拶をすれば、「礼儀正しいなぁホンマ。」と頭を撫でられる。シャオロンさんはワシワシと撫でるのではなくよしよしといった優しい感じだ。…ここの人皆頭撫でるの上手いな。

『えっと、書記長室行こうと思ったんですけど迷子になってしまいまして…』と私が困り顔でいえば、「そらこんなに広いからなぁ。暇やし俺が連れてったるわ。」とシャオロンさんがドヤ顔をしながら言ってくれた。

そこまでは良かった。
そこまでは良かったのだが。

『…なんで肩車なんですか?』「俺がしたいからやで」そんなけろりとした顔で言われても…。
肩車…慣れてないから怖いなぁとシャオロンさんのニット帽にぎゅっとしがみつけば、「おー!しっかり掴まっとけよー!」といって走り出すシャオロンさん。

なんでこんなに皆さんアクティブなの…(酔)

シャオロンさんの手厚い道案内により、書記長室に直ぐに着いた。
「じゃ俺は行くわ!」と満足そうな顔をして、シャオロンさんは去っていく。

ぎぃ、と書記長室のドアを開ければ、疲れきった顔で書類を終わらせるトントンさん。こちらに気づくと、「どうしたん?Aちゃん」と笑みを浮かべた。
『書類のお手伝いしたいです!』と私がきっぱり言い切れば、びっくりしたような顔になるトントンさん。
そして、何分か悩んだ後、「じゃあこれ頼むわ、」と比較的簡単な書類を私に渡してくれる。

(さて、頑張ろう!)

私は心に決意を決め、エアーハチマキを結んだのであった。

23、トントンさんはお疲れ模様→←21、ゾムさんと鬱先生さん



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雲雀(プロフ) - わらび餅ィさん» なんとも嬉しい言葉…!これからも頑張ります!! (11月28日 18時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ィ(プロフ) - 雲雀さん» こう言う系あまり読まないからどうだろうとか思ってた自分を殴りたいくらい面白いので頑張ってください! (11月28日 14時) (レス) id: a2949d225d (このIDを非表示/違反報告)
雲雀(プロフ) - わらび餅ィさん» わらび餅さん、返信遅れてしまい申し訳ございません!はわ〜!!ありがとうございます!!これからもどうぞよろしくお願いします!!面白いお話を皆さんに届けられるよう頑張ります!! (11月28日 14時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ィ(プロフ) - こんばんは!物語面白いからいつも読ませて貰ってます!ランキング1位おめでとう御座います! (11月25日 18時) (レス) id: 41f911fbc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雲雀 | 作成日時:2020年11月21日 1時

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