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9、久しぶりの暖かさ ページ11

Aside

しんぺいさんに手を引かれ、皆の元へと戻る。
皆の元へと戻ると、「大丈夫ですか?」「何もされてないですよね!?」と心配してくれた。
皆の心配を安心に変えるため、大丈夫ですよと笑顔を見せれば、「良かった。」と胸を撫で下ろすショッピさんたち。

「Aちゃん、自分で言える?」落ち着いてきた頃、しんぺいさんがこちらを心配そうに見つめてくる。怪我の件だろうか。
本当は、自分で言うのが1番なんだろうが、少々今の私には難しい。
『ごめんなさい、ちょ、っと、』数多の暴力と暴言を思い出してその場に座り込めば、しんぺいさんは「そうだよね、怖いよね、じゃあ俺が言うね、?」と背中を撫でながら、ショッピさんたちの方を向いた。

「今から、Aちゃんの怪我の状態を見る。Aちゃんは今まで虐待を受けてきたから、怪我の状態がどんなのか分からないからね。」
皆がハッと息を飲んだ音が聞こえて怖くなる。
「Aちゃんがここでの治療を選んだのは、安心させたいから。お前達をね。…ここで治療しても大丈夫?」しんぺいさんがみんなに聞く声が聞こえた。

ここで断られたら…とヒュッと息を飲んだその時だった。


「そんなの断る理由があらへんやろ。むしろ俺らも手伝えることは手伝うわ。」コネシマさんがはっきりとした声で言う。
「A、怖いよな?俺が手握っといてやるから安心せえよ?」ゾムさんが私の目の前にしゃがみこんで手を握ると、にかー!っと明るい笑みを浮かべた。
「じゃあ俺とチーノは物持ってきますね。湿布とかガーゼでええですか?」「あと絆創膏もちゃうの?」
ショッピさんとチーノさんが、テキパキと動き始めた。

久しぶりだった。こんなにも、誰かに助けて貰ったのは。

気づいたら涙が止まらなかった。暖かさが、すごく嬉しかった。

『うっ…ひぐッ…ありがとうございますっ…』
何度も何度もお礼をいえば、大きな手でガシガシと頭を乱雑に撫でられた。

「ええんやええんや!甘えとけばええんやで!!」
そう笑うコネシマさんの言葉で、さらに涙が零れたのだった。

10、LETS 治療Time→←8、医務室の彼は目敏い



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雲雀(プロフ) - わらび餅ィさん» なんとも嬉しい言葉…!これからも頑張ります!! (11月28日 18時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ィ(プロフ) - 雲雀さん» こう言う系あまり読まないからどうだろうとか思ってた自分を殴りたいくらい面白いので頑張ってください! (11月28日 14時) (レス) id: a2949d225d (このIDを非表示/違反報告)
雲雀(プロフ) - わらび餅ィさん» わらび餅さん、返信遅れてしまい申し訳ございません!はわ〜!!ありがとうございます!!これからもどうぞよろしくお願いします!!面白いお話を皆さんに届けられるよう頑張ります!! (11月28日 14時) (レス) id: 4aed07b718 (このIDを非表示/違反報告)
わらび餅ィ(プロフ) - こんばんは!物語面白いからいつも読ませて貰ってます!ランキング1位おめでとう御座います! (11月25日 18時) (レス) id: 41f911fbc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雲雀 | 作成日時:2020年11月21日 1時

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