髙地家の7人兄妹 (ページ22)

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優吾side

思い出に浸っている今、末っ子あなたが産まれたときの話をしよう。

ある日、俺たちは母さんに突然赤ちゃんができたことを発表された。

当時
　俺は、12歳
大我は、11 歳
　樹は、9歳
北斗も、9歳
ジェシーは、7歳
慎太郎は、5歳だった。

母)みんな～、ちょっと集まって～

全員)はーい、何～？

母)ママね、お腹に赤ちゃんができたの‼

全員)えーー‼

慎太郎)男の子？女の子？

母)それはね、次の病院で決まるの。
　みんなは、どっちがいい？

全員)女の子ー‼
　まぁ、どっちでもいいけどね‼

次の病院が終わった後

母)みんなー、赤ちゃんの性別分かったよー‼

全員)ほんとにっ！？

母)そうよ！
　でね、このケーキの中身がいちごだったら
　女の子、チョコレートだったら男の子よ！

樹)いちごがいいな～

父)じゃぁ、切るよ～

全員)早く切って～

ケーキを切る！

全員)やったー！いちごだ！女の子だー！

優吾)名前は？

母)みんなで決めていいわよ！

大我)やったー！

で、俺らが話合って決まったのが、あなた。
このあなたって名前の案は、樹が考えたんだ！

ジェシー)早くあなた産まれないかな～？

母)7月ぐらいに産まれるよ！

そして、7月15日

母)痛っ！陣痛きた…
　車出して

父)わかった

車に乗って

父)出発するぞー

病院に着いて母さんは分娩室に行った。

慎太郎)早く産まれないかな

父)もう少しで産まれるよ！

あなた)オギャーオギャー！

全員)産まれた！

入院部屋にて

全員)わぁー可愛い！あなた～

母)元気のいい女の子ね！
　女の子はじめて産まれたわね！

俺たちは、この子を守ると決めた