【2434】天使さん家の女の子2【kne】

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ピンク色の薄っぺらなそれを、Aは目で追った
春は出会いと別れの季節らしいけれど、高校最後の1年も仲良しな子と同じクラスになれたし、特に誰と縁が切れることもなかったので私には関係のない話だ。

「Aちゃん？」
「風強いね〜、もう春なのにまだちょっと寒いね」

キッチンから出てきた叶さんが、窓から入ってくる風にぶるりと身震いする
今日も今日とてそんなに暑そうな格好をしているのに、まだ寒いのか

「窓閉めます？」

「どっちでも」

じゃあ、開けておこう。窓を閉めるという簡単な動作ですら億劫に感じて、ソファから動かず、というか更に深く体を預けた。

「桜、綺麗ですね」

「ね、どこから来てるんだろう」

「河川敷のとこじゃないですか？学校行く途中見ますけど、満開でしたし」

「あ〜あそこか、今度お花見でも行く？」

「あそこで！？ww 多分めっちゃ狭いですよ」

「え？あ！そっか、たしかにね 笑」

河川敷の桜は随分豪勢で鑑賞するに相応しいかもしれないけれど、木がギリギリの間隔で植えられていてとんでもなくスペースが狭く、お花見をするには難しい気がする
それに気づいた叶さんは、自分の発言にしばらく笑っていた
丸2日寝てないらしいからなぁ、相当疲れてるよ。早く寝ろ。


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最後の更新いつ？ってくらい放っぽってましたすみません😭😭
書き方も変わりすぎておまだれって感じなんですけどちゃんとおもちです😭😭
そして時系列ほんとにわかんない今どこ😭😭

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