【2434】天使さん家の女の子2【kne】

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2人っきりにさせてあげると言ったお兄さんは、ちゃんと有言実行してしまったらしい
私がトイレに行っている間にカラオケ解散→2人ペアで自由行動に決まったとのことで、部屋に戻る頃には既に三枝さん以外残っていなかった

「あ…えっと、どうする？」

そしてできあがったのがこの気まずい空間である
果たして私はどうするのが正解なのか、、

「ど、うします〜？まだカラオケにいても違うとこ行くんでも大丈夫ですけど…」

「あ〜〜…じゃあとりあえずカラオケいる？あ！俺Aさんの歌聞けなかったし！」

「別に聞かなくていいですよ！？」

半分叫ぶようにしてそう言うと、三枝さんに笑われる。笑い事じゃなく本当に三枝さんみたいな歌うまモンスターに聞かせるほどの歌は歌えないから！！
まぁくろのわ直々に指導を受けたからちょっとは上手くなってるはずなんだけど、それでも元が大分微妙だからなぁ…


「じゃあ三枝さんに20ラウンドくらい連続で入れてもらおうかなぁ」

「え〜Aさんの歌聞きたいんだ、けど…な」

何を考えたのか顔を真っ赤にする三枝さん。意味が分からなくて不思議そうにしていると今度はごめんと謝り倒さる

「…あー！もしかしてえっちな言葉だと思いました？」

「違う！違うんだって！あれは言い方が悪いでしょ！」

ニヤニヤしながら聞くと焦りながら信憑性ゼロの否定をされる
確かに20ラウンドと入れてもらうは若干語弊生むけどこの状況でそうはならないでしょwww

「知ってますか？ラウンドって普通に別の単位としても使いますし曲を予約する時は入れるって言うんですよ♡」

「ね゛ぇ゛ーーーー！！変な言い回ししたそっちが悪いって！」

「んふふwごめんなさいw」

反省ゼロのまま平謝りをすると顔を朱に染めてちょっとだけ怒られた


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