お前に彼氏なんかできないって言われたから作ってやった 【ハイキュー】

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雪村side




時刻は朝7時30分



金曜日の朝は起きるのが辛いが、着々と準備をしていく



ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ




『はい？どちら様ですか…って徹』




及 ｢おはよ、相変わらずブスだね｣




『それを言いに来たならば今すぐ帰れ。そしてもう家に来るな』




及 ｢ごめんって。一緒に学校行かない？｣




『やだ』




及 ｢なんでよ！中学の時はよく行ったじゃん｣




『徹と歩くとファン達の視線が刺さるんだけど』




及 ｢それはしょうがないこと！ほら行くよ！｣




『もしかしてチャリで行くの？』




及 ｢そうだけど？後ろ乗ってね｣




『……はい』




なんだあの威圧感…はいとしか言えねーだろ









徹の後ろに乗って学校に向かう




必然的に徹の背中に抱きつく事になるよね




でも、不思議と落ち着く




程よく鍛えられた背筋に昔からの徹の匂い




及 ｢昨日はごめん、いきなり過ぎたよね。凄い反省してる｣




『あー…うん、正直驚いたよ。なんでいきなりあんなことしたの？』




及 ｢飛雄ちゃんに嫉妬した｣




『ふーん…よくわかんないけど。まぁいいよ、明日もこうやって学校に送ってくれたら許す』




及 ｢元々そのつもりだけど？言おうか迷ったけど言うね｣




『なによ』




及 ｢そうやって抱き着いてるから、俺の背中に胸当たってる。発達したね｣




『1秒1000円ね』




及 ｢金とんのかよw｣




『うんw』






そんな話をしているうちに学校に着いた




やっぱり、徹はこうでなきゃね




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