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どうしようとアタフタする私に向けてその男性が何か言いかけた瞬間、その男性に掴まれていない反対の腕を誰かに引っ張られる。
「え、なんで.....」
私の腕を引っ張った人はまさかの電車に乗り込む際に離れてしまったはずの松村。
てか割と遠くの方にいなかったっけ？
こんなに満員なのにどうやってこんな近くまで来れたんだろう？
そんな疑問が色々と浮かんではいたけど、
今はそれどころではない。
とにかくこの状況に何とかしなくちゃいけない、
その一心だった。
「なんだよ、お前」
眉間に皺を寄せた男性が私の手首を掴み離さないまま、松村の方に問い詰める。
ってあれ、なんかこれ益々やばくなってない？
私のせいで松村まで変なことに巻き込まれちゃってるような気がするんだけど...。
「彼女の同僚です」
何かよく分からないけど松村はやけに冷静だし。
どういう状況よ。
「お前の同僚だか知らないけどさぁ、この女が俺の靴踏んどいて謝罪の一言もないんだけど一体どういうつもりなんだ？」
「あっ！その一応謝ったつもりなんですけど...本当にすみませんでした。」
「嘘つけよ、謝って無かっただろ。」
本当に謝ってたのに....。
そうは思ったけどその場ではただ頭を下げるだけしか出来なかった。
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つくね(プロフ) - 榛名さん» コメントありがとうございます。段々と松村が行動していくので楽しみに待って頂けると光栄です！ (2021年10月31日 0時) (
レス) id: a9a3fb45a1 (このIDを非表示/違反報告)
榛名 - 松村との恋の行方も気になるけど全裸待機します！！！、 (2021年10月28日 23時) (レス) @page24 id: ec0e9967f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つくね
| 作成日時：2021年10月14日 0時
