05.お調子者の2人組 ページ5
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「ここが佐藤さんの部屋だよ、鍵もここについてるからね。」
�眞呂気鵑�そう説明しながら私の荷物を置く。
「ありがとうございます。荷物も重いのにここまで運んで頂いて....、」
「いやいや、それは本当に大丈夫だよ。
じゃあ、一旦荷物整理とかもしたいだろうし、詳しい事はまた後で教える事にするね」
やっぱり�眞呂気鵑詫イ靴い覆辰道廚い覆�ら
ありがとうございますとお礼を言うと
どういたしまして、と優しく微笑んで階段を降りていった。
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「はぁ」
何だか緊張しているからか
落ち着かない。
顔を両手でパチっと叩いて気を紛らわせてみる。
何をしようかな。
よし、とりあえず着替えよう。
そう思ってキャリケースの鍵を肩にかけていたカバンの中から取り出す。
「なになにー、何ちゃん？」
「わっ、」
丁度ドアを閉めようとしていたタイミングで
突然後ろから聞こえた声に驚いて、手に持っていたカバンを落としてしまった。
「あははは、そんな驚く？」
特徴的な笑い方と大きい声のボリューム。
�眞呂気鵑半沼爾気鵑眤腓�いなと思っていたけど
それ以上の高身長。
くるっとパーマがかかった赤い髪の色。
「す、すみません。ご挨拶遅れました、佐藤Aです。年齢は24歳です」
「俺はジェシー、23歳だから俺より年上だね。」
年下なのに思いっきりタメ口かい！
そうツッコミたくなったけどこの人とはなんとなく仲良くやっていけそうな感じがする。
「お、新入りちゃんだー」
ジェシーくんの後ろにひょこっと顔を出した男の人。
「え、と佐藤Aです」
「うん知ってるよ。さっき聞いてたから」
そう笑顔で私を見た彼は
床にばらまかれた私のカバンの中身に気付いて一緒に拾ってくれる。
なんか2人とも人見知りとかしなそう。
クラスのお調子者っぽい？
私が関わってこなかったタイプだ。
なんて思いながら色々と拾ってくれた彼を見てありがとうございますと呟いた。
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作者名：つくね
| 作成日時：2021年5月26日 15時
