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第45話byクロ ページ50

うわー、忙しそうだな…

ついさっき目が覚め、ウィルが豚の顔を踏みつけた後から何故か記憶が無いので、
病室を飛び出して病院内を探検(脱走)しているのです!
そして忙しそうに廊下を行き来している人が沢山いまして…
薮医者にバレる心配が無いんだよな〜♪

「あー、何処だ此処?」

そう言えば、と思い案内板を見ているんだけど現在位置が何処か分かりません。

あー迷子だ

なんとなく動かない右手を見つめた後、近くに落ちていたペンを拾っておき
フラ〜と人の流れに沿って歩いて行く。
ちなみに右手は首から提げる紐?で固定なんかしていない
邪魔だったから最初に外した。

少し歩き、208号室と書かれたプレートの下に知っている人の名前が記してあるのを見つけた

中に入りジッと一点を見ているレイブンに声を掛けるが、レイブンは反応してはくれなかった。

まぁ、心配だよな…

白い包帯が巻かれたアルの爺さんが寝ていた。
生憎、私は人を安心?させる言葉など知らない。だから

「……馬鹿な親だな。」

小さな声でそう呟き壁に背を預ける
そして、レイブンに話掛ける。

 「なぁ、聞いてるかは知らないが一応このペン渡しておくよ。
全く起きなかったらソレで顔に落書きしておけば?
息子の“可愛い”イタズラに感動して起きたら良いな、」

拾ったペンがこんなところで役に立つとは…うん。病院ってスゲェ
少しペンに対して感激しながら病室を出る。

さて、誰か居ないのか?

姉貴(シーナ)は「仕事してます。」と姉貴が大好きな置き手紙が置いてあった。

ウィルやナガンレアとかはまだ見ていない

はぁ?!
また迷子??


残念ながら自分の病室も覚えていない

誰か探そっかなー?
いや、面倒だ。
誰かについていこうかと考えたが頭を抱え唸る

手が痛いのでは無い
周囲に誰も居ないだけだ。

「なんで気がつかなかったんだよ…」

あー、迷子の迷子のクロちゃんだよ

こうなればヤケクソだ!!

下を向いて駆け足でその場を去ろうとしたが、無理だった。

ドンッと誰かにぶつかり顔を上げて後悔した

何故って?其処には暗黒笑顔の藪医者が立っていたからだよ


言うまでもなく、このあと病院内にクロの悲鳴(叫び…?)が響き渡った。

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らなこな(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!一応続編できました!リンク載せときますね (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - らなこなさん» 確か、50です。 (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - 紫龍さん» 一個の作品に何個話が詰めれるんだっけ? (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - 更新しました!続編作った方が良いかと思ったんですが、時間が無くて無理なんで作ってません。すみません… (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
時空のラテ(プロフ) - 紫龍さん» 私の所は台風ヤバかったけど平和ですー (2019年10月14日 14時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サンレーム国幹部一同 x他4人 | 作者ホームページ:無い。  
作成日時:2019年8月19日 9時

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