第44話 byナガンレア ページ49
「時間が経つのはあっという間だね……」
戦争が終わって数日、怪我もバッチリ治っている。
しかし…本当に時間が経つのは早い。
壁に掛かっているカレンダー。ある日に印が付けてある。
……お父さんの命日、今年は帰れそうかな。
あらかじめ連絡を入れておいた。後は準備をして夜中に来る車に乗れば良いだけ…
だけどそれが難しい、マフィアだって悟られたら多分人生が終わってしまう。
でも嘘の休暇の申請とかそれはそれでダメだし……
「あ、分かった。家出しよ」
よし、準備でもしよう。
トランペットはこのケースで、これはこれで……
あ、GPSとかは置いておかないと。家出してもこれがあったら意味が無い。
よーし、これで良いかな。
その後夕食とかはしっかりと食べてお風呂にも行って、時間を持て余した。
さてと、もう一度確認しよう。荷物はバッチリ、扉はちょっとした武器を使わないと開かないくらい頑丈にした。後は窓から外に出ればいい。
車が来るのは午前1時くらいって言っていたし、そろそろ出よう。
見回りの目をかいくぐり、とりあえず基地の外まで行く。
総統達は戦後の後処理があるし、ラフ達の医療班は兵士の手当てで必死だろう。
今、気づかれることはない…!
基地の外に余裕で出て、辺りを見渡すと一台の車が止まっていた。
「よう、ナガン。元気そうで何より」
「やっほー!ナガンー!ささ、乗って乗ってー」
車に乗っているのはイズマとカービナ。
私は車に乗り込んだ。
帰っている時だけは、あの頃の…マフィアの頃の心に戻ろうかな。
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らなこな(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!一応続編できました!リンク載せときますね (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - らなこなさん» 確か、50です。 (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - 紫龍さん» 一個の作品に何個話が詰めれるんだっけ? (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - 更新しました!続編作った方が良いかと思ったんですが、時間が無くて無理なんで作ってません。すみません… (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
時空のラテ(プロフ) - 紫龍さん» 私の所は台風ヤバかったけど平和ですー (2019年10月14日 14時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンレーム国幹部一同 x他4人 | 作者ホームページ:無い。
作成日時:2019年8月19日 9時