第40話 by総統 ページ45
僕達は円形になり敵に向かい合った。もうさっきのような怖さは消えていた。むしろ楽しいぐらいだ。
僕はみんなに聞こえる声で話す。
「我らサンレーム国の幹部達よ、この戦いで死ぬなよ。生きるんだ。多少怪我は負ってもいいが死ぬんじゃないぞ。生きるんだ!生きて帰ってまた宴をしよう。幹部達だけの宴だ。It's showtime!!」
僕の声が建物の中に響きわたる。その言葉が終わると同時に全員が走り出す。あちこちで敵の悲鳴と紅い花弁が舞い散る。みんなの顔も笑っている。
敵の兵士達はさっきまでは余裕そうな顔だったのにもう切羽詰まった顔をしている。
「私達の隊長に怪我させたのを後悔させてあげる」
ナガンが敵を殺す。そしてまた新しい敵に飛びかかる。ラフも銃を乱射している。的確に敵に当ててるのが凄い。だいぶ敵の数が減ってきた。もう10人ぐらいだ。
「あっ、ちょっと待ってな。1人残した方が良くない?」
余裕が出来てきたのでみんなに喋りかける。そうすると手を止めてそうだなと納得してまた戦いを続ける。
「...やっやめてくれぇ!助けてくれ!命だけわぁ」
さっき刺したはずの兵士が声をあげる。殺し損ねたか...僕はその兵士の前にしゃがみこみ
「う〜ん、どうしよっかなぁ?まぁ、悩まないけどね。じゃあ、さ よ う な ら」
そのまま、心臓にぶっさす。後ろを振り返ると全員が敵を倒してしまっていた。
「あれ?ウィル、その敵倒しちゃったの!?」
「総統〜それは置いておいて欲しかったぁ」
みんなが呆れ顔をして近づいてくる。
その顔を見ただけで笑顔になる。
それでは、親玉を倒しに行くか。
*******
文字数が少なくてすいません。
よく考えるとこの中に男ってウィル君だけじゃね!?
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らなこな(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!一応続編できました!リンク載せときますね (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - らなこなさん» 確か、50です。 (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - 紫龍さん» 一個の作品に何個話が詰めれるんだっけ? (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - 更新しました!続編作った方が良いかと思ったんですが、時間が無くて無理なんで作ってません。すみません… (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
時空のラテ(プロフ) - 紫龍さん» 私の所は台風ヤバかったけど平和ですー (2019年10月14日 14時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンレーム国幹部一同 x他4人 | 作者ホームページ:無い。
作成日時:2019年8月19日 9時