とある軍の幹部事情！

第28話　byナガンレアwithラファエル ページ31

さぁさぁ、やって来た。ここが今回の戦場。
気合いは十分に入っている。

「よーし！良い成績を取るぞー！」
「ちょっと、うるさい」
「あー、ごめんごめん」

勿論、ラフとのタッグで敵の殲滅にあたる。
我ながら思う「最強じゃないか」と。

なんだかいつもより敵兵が多く居るような気がする。
まぁ……いつも通り、頭を打ち抜けばいい。

「怪我、気をつけてよ」
「勿論だよ、治療は大嫌いだからね。まぁ怪我しても隠すけど」

そう言って、敵兵に向かって銃を撃ちまくる。
見事に当たる銃弾。正直言って雑魚でしかない。
したっぱのマフィアの方が強いんじゃ無いかな……？

「…ラフ、これ数多くない？めっちゃ多くない？」
「それは分かる」

なにこの人数、流石に多すぎる。ここの国の兵士…数多くない？

「ナガン、どうする」
「どうするって言われてもね……そうだね、後ろよろしく」

後ろからも結構来ている気がしたからラフに後ろを頼む。
私は前に居る敵兵共に向かって一言。

「今に見ていろよ、俺が一瞬で蜂の巣にする」

……と言うお父さんの言葉を借りて、機関銃を放った。
綺麗な銃声の音が響く。あぁ最高だ。

これはこれで、素晴らしい演奏会になりそうだ。

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