第2話 byクロ ページ3
いつの間にか楽しかったパーティは御開きになり、せっせとレイブン達が片付けをしてくれていた。
ウィルの話しも終り、まだ酒が抜けていないのか皆ワイワイと騒いでいた。
ノリに付いていく事が出来ず、少し引きながら辺りを見回しシーナを探す。
いたいた…端に居たシーナの所に向かい少し驚いた。
珍しく彼女が酔っていたのだ。いつもは大人しく皆とあまり騒いだりするタイプでは無い彼女が酔うなんて……。
「シーナ、お前……」
酔っていても大人しいのには変わりがな……嫌、ダメだ。完璧に頭のネジが飛んでる。
クロに気が付いたのか笑顔で手を振り
「クロ〜！貴女も飲まない？」
と、肩に手を回し酒を進めてくる。
「飲むか！？いや、
飲める訳ねぇーだろうが！！」
戸惑いながらもしっかり断る。
私まだ16だ！16！！
「バレなかったら大丈夫よ！」
「犯罪者か？！」
シーナにこんな馬鹿な台詞を言わすなんて……SAKAって本当、怖い。
本能が危険を感知しシーナの首筋に手刀を入ておく。
ぐったりと前に倒れたシーナを見て
「一生、酒なんざ見たくねぇ…」
と、独り言をぼやきながらシーナの襟を持ちズルズルと引きずり皆の所へ向かって行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らなこな(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます！一応続編できました！リンク載せときますね (2019年10月14日 15時) (
レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - らなこなさん» 確か、50です。 (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - 紫龍さん» 一個の作品に何個話が詰めれるんだっけ？ (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - 更新しました！続編作った方が良いかと思ったんですが、時間が無くて無理なんで作ってません。すみません… (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
時空のラテ(プロフ) - 紫龍さん» 私の所は台風ヤバかったけど平和ですー (2019年10月14日 14時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サンレーム国幹部一同 x他4人 | 作者ホームページ：無い。
作成日時：2019年8月19日 9時
