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第11話byウィル ページ13

「終わった〜」

朝から取り組んでいた書類タワーがやっと終わった
キムも隣で嬉しそうに笑っている。

「終わったね、ウィルにしてはよく頑張りました!」

褒められるのは何歳になっても嬉しい事だ

音の方を見ると、ノールがダクトからぶら下がっていた。

「どうも〜ウィル総統大丈夫?」

どうやら僕の体調を聞きにきたようだ。

「うん、大丈夫だ。それにしてもいつのまに総統室にダクトをつなげたんだ?」

一昨日ぐらいに見たときはなかった気がする...
まあ、いつもの事なのであまり気にしないが

「昨日繋げたんだ。そういえば、今クロ達が訓練してるって。行ませんか?」

「嬉しい誘いですが、レオンさんから激しい運動は禁止されてて...」

そう言うとノールは「了解です!」と言ってダクトに戻っていった。

仕事は終わったし、散歩でも行くか
キムに散歩に行くとだけ伝えて、部屋を出て行く。

今はまだ、お昼過ぎだ。

「散歩とは言ったものの、何もする事がないな...」

今日は珍しく誰も騒動を起こしてないので、暇である。

「レオンさんには黙って、ネオンと一緒に模擬戦でもするか...」

そう考えているといつのまにか訓練所についたようだ。

「ようっ!ウィル、模擬戦でもするか?」

前からネオンが歩いてきた。

「うん、やるか」

そう言って、訓練所の真ん中に立つと一般兵やクロ達が集まってきた。

「おおっ!久しぶりにネオンとウィルの対戦か!」

クロは楽しそうに話していた。
実際、僕も久しぶりの模擬戦が楽しみだ。

「じゃあ、位置についてね。レディー....ファイトっっっ!」

クロの掛け声と同時に走り出す。
両者、同じぐらいのスピードだ。

キンッと刃物がぶつかり合う音がする。

ネオンの攻撃をウィルがバク転しながらかわしたり、ウィルの攻撃をナイフで防ぐ。など、一歩も譲らない戦いだった。

「ネオンと模擬戦やらない内に腕が鈍っちゃったかな?」

「さあな?まぁ、よそ見してたら切られるぞ」

喋る余裕はあるな。
2人共の目には静かに闘争心に燃えていた。


レオンハルトさんが気づいて、ウィルが再び怒られるまで後10分....





__________________________________

「ウィル、今日は激しく動くなと言ったよな?」

「すいませんっした。もうしません」

その日の夕方にウィルが正座をして、謝っている姿が見れただとか...

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らなこな(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!一応続編できました!リンク載せときますね (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - らなこなさん» 確か、50です。 (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - 紫龍さん» 一個の作品に何個話が詰めれるんだっけ? (2019年10月14日 15時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍 - 更新しました!続編作った方が良いかと思ったんですが、時間が無くて無理なんで作ってません。すみません… (2019年10月14日 15時) (レス) id: ed1de518a2 (このIDを非表示/違反報告)
時空のラテ(プロフ) - 紫龍さん» 私の所は台風ヤバかったけど平和ですー (2019年10月14日 14時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サンレーム国幹部一同 x他4人 | 作者ホームページ:無い。  
作成日時:2019年8月19日 9時

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