【夜井白 鈴音 和の国】の日常 ページ4
「おはようございます!」
私の1日は他の使用人達に挨拶をしてから始まる。
今日は仕事が多いから頑張らないと...
部屋のお掃除や庭園で楓ちゃんのお手伝い。
他にもあるが主な仕事はそれぐらいだろう。
「鈴音ねぇ、ここの部屋の掃除しないと」
私の友達の梓ちゃんが声をかける。12歳という若さだが朝早い時間でもしっかりとしている。
私がこのくらいの時は良く寝坊してたっけと思い出していると
「鈴音ねぇ!早く行こう?」
と少し遠くで梓ちゃんが呼んでいる。私は「わかったわぁ」と返事をして駆け出していく。
私が追いつくと梓ちゃんはニコッと笑いまた歩き出した。
「この部屋かなぁ?随分と使われとらん部屋やなぁ」
頼まれた部屋は他の部屋とは少し違い扉もいくらか古い感じだった。扉を押すとギィーと嫌な音がなり扉が開いた。
「埃が溜まってるね。鈴音ねぇ、今日は大変そう」
「そうやねぇ。取り掛かるかぁ」
私と梓ちゃんは各自別れて掃除を始めた。
朝ごろから始めたにもかかわらず終わったのは昼過ぎの事だった。
「じゃあ、私は楓ちゃんの所に行ってくるわぁ」
手を振りながら梓ちゃんにそう伝える。
庭園に着くと楓ちゃんが休憩していた。
「あっ、鈴音。お疲れ様」
「ありがとぉ、尻尾触る?」
そう言って尻尾を出すとふわふわと楓ちゃんが触っている。私もなんだか心地がいいなぁ
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凶暴な敵対心の塊@Armonica(プロフ) - 更新しました (2019年9月28日 13時) (レス) id: fef8d755ae (このIDを非表示/違反報告)
凶暴な敵対心の塊@Armonica(プロフ) - 参加許可とパスワードありがとうございます。更新させていただきます (2019年9月28日 13時) (レス) id: fef8d755ae (このIDを非表示/違反報告)
ナギ - らなこなさん» ありがとうございます!更新しました (2019年9月28日 12時) (レス) id: 6b24426cf3 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - ナギさん» 大丈夫ですよ! (2019年9月28日 11時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ - ごめんなさい。間違いで出しちゃいました! (2019年9月28日 11時) (レス) id: 6b24426cf3 (このIDを非表示/違反報告)
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