和の妖と洋の怪の日常 【ハロウィン戦争】 【派生作品】

【ラナ・ラルートHalloween 】の日常 ページ3

今日もキングとクイーンとプリンセスとプリンスの護衛。それが騎手の役目

ふと、血が欲しくなった。吸血鬼だから仕方ない...我慢しよう

「くっ...やはり欲しい。欲しいけどお守りせねばっ！」

「どうしたの？」

キングにお声を掛けられる

「いえ、何でもないです」

そうだ。私よりキングの命が大切。じゃあ私が死んでも...
待て。私が死んだら誰がキングをお守りする。もう１人の騎手にキングとクイーンとプリンセスとプリンスを１人でお守りする事が出来るのか...？いや、多分無理だ。じゃあ方法は１つ

「キング。一瞬だけ外しても宜しいでしょうか」

「良いよ〜」

「ありがとうございます」

そう言って出来るだけ速く動く

ﾋﾟｭｰﾝ

「今、何か通った気が...」

「そんな訳無いでしょ。仕事仕事...」

使用人が話していた。だがそんな事より早く行かねば

ｶﾞﾁｬ

扉を開けストックしている血を飲む

「ふぅ...さぁ。戻らねば」

締まっていた翼を広げ先程より早く行く

「大変申し訳ありません。遅れてしまいました」

「全然大丈夫だよ」

「ありがとうございます。キングはお優しいのですね」

さぁ、護衛だ。

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